ミルフォードサウンドはニュージーランドにある世界遺産の中でも最も観光客が訪れる場所でもあります。その氷河地形、フィヨルドの姿は壮大な姿ですが、ここは是非雨の日に訪れてほしいところです。雨の日でこそ見れるその景観はこの地でしか見れないものです。
ミルフォードサウンドへの観光は雨の日でこそ行くべき
海外旅行において景観を見るために訪れるところはやはり誰もが晴れている日に訪れたいものです。
ミルフォードサウンドももちろん晴天の日に訪れるとその壮大な大自然を目の当たりに体感できるのですが、ここは雨でこそその真価を発揮するといってもいい場所です。
雨の日にしか見られない無数の、そして豪快な滝がいたるところで見られるからです。
2014年に入ってこのミルフォードサウンド周辺も例年よりは多めの雨が降っています。
連日大雨と言ってもいい日が年末から続いていますが、先日1月12日に訪れた際も前日の夜から降り始めた大雨の影響でそのミルフォードサウンドまでの道のりとミルフォードサウンドの入り江で見られる滝と水の量はとても、とても豪快なものでした。
このミルフォードサウンド周辺の山肌はどこもかも氷河が通り過ぎた地形、山肌なので土がその表面、または頂上などにも残っていない岩肌です。
だから降った雨はすぐに長い滝となって流れ落ちてしまうので、雨が止めばすぐさま長い滝もなくなってしまいます。
この日も午後同じ道のりを帰るときには雨が小降りになってから2時間ぐらい経ったことから午前中に見られた多くの滝はどれも水量を減らしていました。
だからここを訪れる日がたまたま雨であっても晴れた日にここを訪れる人より得した気分になれると思って出かけてください。
(1月12日 朝から雨のテアナウを出発して、ミルフォードサウンドへ向かう道のりでデバイド峠を越えた辺りからすぐさま山肌には多くの長い滝が見られるようになり、ホーマートンネルを抜ける手前のところでは周りの山肌は全て豪快な滝に取り囲まれるようになりました。)
(1月12日 ホーマートンネルを抜けてクレダウ渓谷に入ると、ここもものすごい景観でした。270度ぐらいこの谷を取り囲む岩肌には長い大滝が流れ落ちていました。どこを見ても滝、滝、滝。その水量もものすごい水が流れ落ちています。)
(1月12日 クレダウ渓谷も氷河が削り通った谷なので、その山肌はおよそ1000mはある岩肌、そのほぼ垂直に切り立った岩肌に長い滝が流れ落ちているので写真を撮るにも縦に撮らなかったらその山肌の頂上付近が収まりません。)
(1月12日ミルフォードサウンドも大雨、そして強風が入り江に入り込んでたので、遊覧クルーズの出航が危ぶまれましたが、無事定刻に出航。ミルフォードサウンドの入り江もどちらを向いてもその取り囲む山肌には豪快な滝が見られました。普段はマイターピークの山すそには姿を現さない4本の滝(4シスターズ)もこの日は豪華な姿を見せていました。)
(1月12日ミルフォードサウンドでの遊覧クルーズ前半で必ず立ち寄る落差80mのフェアリーフォールスもこの日は瀑布となっていました。)
(1月12日午前中はミルフォードサウンドも大雨、そして強風が入り江に吹き込んでいたので遊覧クルーズの船も外海にはちょっとだけ出た後すぐに入り江へと引き返します。その強風によって周りの山肌を流れ落ちる滝の水もまき上がる姿が見られたりします。パラセイジの滝もこの日は豪快でした。)
(1月12日ミルフォードサウンドの遊覧クルーズでのハイライトであるスターリングの滝もこの日は大瀑布と化していました。この滝のしずくを浴びると10歳は若返るという伝説があると解説がありますが、しずくどころでは全くない日になりました。)
(1月12日大瀑布と化したミルフォードサウンドのスターリングの滝。いつもならこの滝の下へと遊覧クルーズ船はどんどん近づいていくのですが、さすがにこんな日は水煙が架かる程度のところまでしか近づけないようでした。それでも大迫力の姿はいつもの数倍楽しめました。)
ミルフォードサウンド観光計画に役立つサイト、ブログ
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