NZの人が夕食やデザートとしてよく食べている人気の料理を日本でもホームクッキングで作ってみませんか?日本でも手に入る食材、家庭にもある調理器具を使ってNZでのB級グルメ又は、ソウルフードになる料理やスイーツを作ることができるレシピを11品選んでみました。
NZに以前短期留学とか、ワークビザで滞在していた人にとってはホームステイ先で食べたことのあるとか、テイクアウェイ、スーパーマーケットでよく買っていたけど、日本ではあまり見かけないB級グルメ料理を選んでいます。
NZのスーパーマーケットでも買えるけどレストラン、カフェで人気のスイーツ、デザート6品
パブロバ / Pavlova
NZ発祥で(オーストラリア発祥とオーストラリアの人は言ってる)有名なデザートは
やっぱりパブロバが最初に挙げられます。
このメレンゲをしっかり泡立てることができるかがポイントになるため、
NZでもスーパーマーケットで売っている出来合いのパブロバに
キーウィフルーツやイチゴなどのトッピングだけを家庭でして、
クリスマスやホーム・パーティーなどで食べるのが一般的ですが、
是非NZらしいお菓子作りとしてパブロバに挑戦してみてください。
パブロバのレシピと必要食材
パブロバのレシピリンク先は
NZの人気ユーチューブ・チャンネルで知られるRecipes by Carina
パブロバを作るのに日本でも手に入る食材
卵、砂糖、コーン・スターチ、お酢、生クリーム、トッピング向きフルーツ
ラミントン / Lamingtons
ラミントン・ケーキはNZのカフェやベイカリーの陳列棚に必ず並んでいたりします。
一見非常に甘そうなケーキに見えますが、作り方によって
スポンジケーキの砂糖の分量やコーティングされるチョコレートのカカオ量を上げれば
乾燥ココナッツをまぶしているので結構健康デザートとしても食べれると思います。
NZのカフェやスーパー・マーケットでも赤色のラミントン・ケーキを
チョコレート・ラミントンと一緒に売られているのを見かけます。
(ラズベリー・ゼリーがコーティングされてるラミントン・ケーキ)
このラミントン・ケーキもNZの家庭では
スーパーで売っているスポンジケーキ(円形ではなくて長方形の)を買ってきて、
コーティングや中にホイップクリームを挟んだりするのが一般的です。
ラミントンのレシピと必要食材
ラミントンのレシピリンク先は砂糖メーカーのChelsea
ラミントンを作るのに日本でも手に入る食材
スポンジケーキ用に
薄力粉、ベイキングパウダー、卵、砂糖、バター
アイシング用に
ダークチョコレート、砂糖、ココナッツ、ココアパウダー
アンザック・ビスケット / Anzac Biscuits
アンザック・ビスケットの所以はウィキペディアを参考にしていただき、
その名の通りNZでのANZAC Dayという祝日その日や1-2週間前から
スーパーマーケットなどでは大量に販売されるので見かけたことがある人も多いはずです。
オートミールが手に入るかどうか分かりませんが
(NZではスーパーマーケットで大量に売られている)、
材料を混ぜて焼くだけの簡単ビスケットなので是非ホームメイドでチャレンジしてみてください。
アンザック・ビスケットのレシピと必要食材
アンザックビスケットのレシピリンク先は
NZで今、最も人気のマスターシェフのNadia Lim のレシピ
アンザック・ビスケットを作るのに日本でも手に入る食材
薄力粉、バター、砂糖、オートミール、べーキングパウダー、ココナッツ
トライフル / Triffle
日本のカフェデザートで人気がパフェだとすると、NZではトライフルになります。
(パフェというのは本当にNZでは見かけない。)
カフェやレストランのメニューにも結構載っていて、人気デザートです。
このトライフルも材料を重ね積み上げていくだけの簡単レシピなので、小さい子供のいるNZ家庭では結構作られています。
材料も各家庭で違っていたりしますが、
スポンジケーキを入れる家庭はこれまた、スーパーなどで売っている出来合いのスポンジケーキを買ってきてトライフルを仕上げる、
時短、手抜きデザートとなっているのが一般的だと思います。
出来合いのスポンジケーキを使えばトライフルはオーブンを使う必要もなくなる簡単デザートです。
トライフルのレシピと必要食材
トライフルのレシピリンク先は
日本の人気レシピ・サイトの macaroni のトライフル・レシピ10選
トライフルは以下の食材を重ねるだけが基本ですが、
好みなどによりスポンジケーキが市販のロールケーキを切ったものにしたり、
缶入りフルーツを混ぜたり、
ゼリーを入れなくても、
少しシェリーなどのアルコールを加えてもOKです。
スポンジケーキ、イチゴなどのフルーツ、カスタードクリーム、ゼリー 、ホイップクリーム
スティーム・プディング / Steamed Pudding
NZにクリスマス時期滞在しているなら、
家庭料理やレストランのクリスマスディナーの後のデザートが
クリスマスケーキでは無くてこのスティーム・プディングになることを知るでしょう。
私もNZにやってきてこのスティーム・プディングというデザートを初めて知りました。
最初にその実物を見たとき、カップ状のケーキが湯気を上げているのが非常に珍しかった記憶があります。
”ケーキのようだけど、熱いデザートなんだ!?しかもプリンと呼んでいる??”、
という思いがよぎったのを覚えています。
スティーム・プディングのレシピと必要食材
スティーム・プディングのレシピリンク先は
NZのベーキングパウダー、薄力粉、砂糖のメーカー老舗のEdmonds
スティーム・プディングを作るのに日本でも手に入る食材
バター、砂糖、卵、薄力粉、ベーキングパウダー、塩、牛乳、
ゴールデンシロップが無くてもジャムやカスタード・クリームを掛けるのもOK
スティーム・プディングのレシピ動画は
NZでも大人気のイギリスのフードライター、シェフ、テレビ司会者で知られる Mary Merry による
チョコレート・スティーム・プディング(BBC作成)です。
スティームする際のコツが非常に参考になります。
クリーム・ブリュレ / Cream Brulee
NZの人に”プリンとは?”と聞いてみると
上記のスティーム・プディングのほうを想像されると思います。
日本ではコンビニやスーパーで売られていて、家庭でもよく作られている”プリン”というのが
NZでは”クリーム・ブリュレ”になります。
NZでは本当に日本のプリンらしいものをコンビニの陳列棚はもちろん、
レストランやカフェのメニューでもお目にかかることはありません。
逆に、有名レストランのデザートメニューやバッフェスタイルのデザートコーナーには
必ずと言っていいほどこのクリーム・ブリュレは目にするでしょう。
プリンは卵+砂糖+牛乳から作られますが、
クリームブリュレは牛乳に代わって生クリームとなるのが違う点で、
作り方はほぼカスタード・プリンと同じになります。
クリーム・ブリュレのレシピと必要食材
クリーム・ブリュレのレシピリンク先は
NZで最も人気のマスターシェフのNadia Lim のレシピ
クリーム・ブリュレを作るのに日本でも手に入る食材
生クリーム、卵、砂糖、牛乳(牛乳なしで生クリームだけでもOK)
ガスバーナー(Blow torch)があるならトッピングに砂糖のカラメルを焼くことができるけど、
カラメルだけをトースターで焼いたり、
砂糖をトッピングしたブリュレを魚焼きグリルで加熱して仕上げるのもOK
NZの家庭でおかずとしても食べられていて、日本の人にもお勧めできるB級グルメ5品+おまけ
NZでのグルメ食材として
ラム肉やクレイフィッシュ、鹿肉、キングサーモンが有名です。
NZの人が好きな人気の料理としては
フィッシュ&チップス、ホーキポーキーアイスクリームが
NZ観光局も勧める料理として知られてますが、
これらは是非NZにやってきたときに味わっていただくのが一番美味しい食べ方だと思います。
ここではNZで夕食のおかずや主食にもなっている人気の料理を選んでいます。
NZが発祥ではない料理ばかりですが、
日本ではあまり一般的に家庭料理で食べられているものではないでしょう。
ミンチ・パイ / Mince Pie
ミンチパイ、又はミートパイはNZのソウル・フードといってもよくて、
NZでのファースト・フードの代表でもあります。
NZにやってきた人ならベイカリーやカフェなどで必ずこのミートパイは食べているはずです。
本当にどこのコンビニやデイリー、カフェなどにも必ずあります。
このミートパイの美味しい食べ方は必ずオーブンで焼くミートパイになります。
スーパーなどでも売られている加工済みの冷蔵ミートパイでもオーブンで温めてから食べるのがベストです。
電子レンジで温めるとパイ生地が必ずフニャ・フニャとなるのをNZの人ならだれでも知っているし、食べたがることはありえません。
パイ生地の中のお肉は様々なお肉(チキン、ポークベリー、べニソンも美味しい)が使われていますが、
NZの人が大好きなのはステーキ&チーズパイといって角切りの牛肉ととろとろのチーズがたんまり詰まっているのが一番人気です。
ここに取り上げているのは日本でも手に入れやすい牛ミンチ肉を使ったレシピにしていますが、
ミンチ肉とチーズのミートパイもパイ人気No.2のミートパイです。
ミンチ&チーズ・パイのレシピと必要食材
ミンチ&チーズパイのレシピリンク先は
NZのスーパーマーケット Countdown
ミンチ&チーズ・パイを作るのに日本でも手に入る食材
冷凍パイシート、牛肉ミンチ、ウスターソース、小麦粉、チーズ、ビーフストック(コンソメ、又はブイヨン)、玉ねぎ、にんじん、塩、コショウ
ベーコン・エッグ・パイ / Bacon and Egg Pie
ベーコン・アンド・エッグ・パイもミートパイの部類に入ると思いますが、
NZの人はこのベーコンと卵というのも大好きなので
ミートパイの中でもベーコンエッグパイは別枠で取り上げられる人気パイになるでしょう。
作り方も簡単で基本的にパイ生地、ベーコン、卵の3つだけ、それをオーブンで焼くだけです。
またこのパイ生地もスーパーなどで冷凍のパイ生地が売られているので、
各家庭では冷凍庫からこのパイ生地をとりだして朝食用にベーコン・エッグパイを食べられているところも多いようです。
ベーコン・エッグ・パイのレシピと必要食材
ベーコン・エッグ・パイのレシピリンク先は
画像も、英語レシピでも非常に分かりやすい Recipes By Carina
ベーコン・エッグ・パイを作るのに日本でも手に入る食材
冷凍パイシート、卵、塩、コショウ、ミルク、そして
ベーコン(できれば燻製だけした生ベーコンをカリカリに焼くのがベスト。日本ではこの生ベーコンは入手困難でしょう)
シェパーズ・パイ / Shepherds Pie (別名コッテージ・パイ / Cottage Pie)
パイといってもこのシェパーズ・パイは
上記のミートパイやベーコン・エッグ・パイで使われているパイ生地は使われないパイです。
私個人的にはどちらかというとグラタンに近い料理というイメージがあります。
このシェパード・パイも簡単レシピで、NZの男性や新婚カップルが唯一手作りできる料理の代表としてこのシェパード・パイが挙げられます。
ミートパイとは違って、こちらは一般にカフェやレストランではメニューに載っていることは無く、
またスーパーマーケットなどの総菜コーナーでも売っていないNZの家庭料理の代表にもなるでしょう。
私も日本でこのシュパード・パイのことは知らなかったのですが、
以前フラッティングしているときにフラットメイトの若いオーストラリア人カップルがよくこのシェパード・パイを作っていて、
美味しそうで、超簡単レシピなのを教えてもらってからは思い出しては作ってたりします。
シェパード・パイのレシピと必要食材
シェパード・パイのレシピリンク先は
NZのレシピだけを集めたサイトである recipes.co.nz
シェパード・パイを作るのに日本でも手に入る食材
牛ミンチ、玉ねぎ、にんじん、セロリ、ケチャップ、ウスターソース、塩、コショウ、(赤ワイン、無くてもOK)、バター、ジャガイモ、牛乳
シェパード・パイのレシピ動画は
世界的セレブシェフのゴードン・ラムジー / Gordon Ramsay が作る
クラシック・シェパード・パイです。
飴色玉ねぎ / Caramelised Onions
飴色玉ねぎとは、その名の通り玉ねぎを飴色になるまでゆっくりと時間をかけて弱火で焼いたのがこのCaramelised Onion になります。
NZの夏の風物詩にもなるBBQや、
NZの庶民のアウトドアーフードとして人気のソーセージシズル / Sausage Sizzle では
この玉ねぎが焼かれてBBQのお肉やソーセージと一緒に食べられることがよくあります。
私個人の経験で、いろいろなBBQに参加した中で最もおいしい玉ねぎが
このCaramelised Onionになり、
この玉ねぎを調理してくれた人は、実際このCaramelised OnionをBBQグリルで作り上げたのを覚えています。
但し、NZのBBQやソーセージ・シズルでは
この飴色になるまでゆっくりと焼かれた玉ねぎというのはお目にかかることはなくて、
焼き色がついて柔らかくなった玉ねぎまでが精いっぱいです。
飴色玉ねぎのレシピと必要食材
飴色玉ねぎのレシピリンク先は
NZでの人気クッキングライターであるAnnabel Langbein によるレシピ
飴色玉ねぎを作るのに日本でも手に入る食材
基本的に玉ねぎと水
飴色玉ねぎのレシピ動画は数ある中で、私がBBQで見憶えたレシピに最も近い作り方をしている動画を選んでいます。(動画ではフライパンを使っている)
照り焼きチキン・スシ / Teriyaki Chicken Sushi
NZでの”スシ”と言えば一般的には手巻き寿司です。
その手巻きスシの種類で一般に売られているのはサーモン巻き、カリフォルニア巻き、そしてこの照り焼きチキン巻きです。
日本人からすればお肉の、しかも照り焼きにしたチキンがスシに入れられている
と思うだけで”邪道”だと思って食べることを拒んでしまうと思いますが、
NZのフードコートにあるスシ・ショップなどで売られているスシの種類は
基本、サーモンとこのテリヤキチキンしか無いと言えるので、
長くNZに滞在してるといずれはこの照り焼きチキンスシも食べたことがあるはずです。
私はすでにこの照り焼きチキンスシがサーモン巻きと同じレベルまで大好きになっています。
(以前はやはりサーモン巻きしか認められない人でした。認めるとしてもアボカド巻き=カリフォルニア巻きまでが精一杯でした。)
最近では日本でもこの照り焼きチキンスシはコンビニなどでも売られるようになっているようですが、NZでのスシの常識にもなっているこの照り焼きチキンスシを日本でも家庭で作ってみてください。
照り焼きチキンスシのレシピと必要食材
照り焼きチキンスシのレシピリンク先は
NZなどで出版されているグルメ雑誌”Food to Love”のWebサイトページ
照り焼きチキンスシを作るのに日本でも手に入る食材
基本的に手巻きずしを作るのに必要な食材+チキン、みりん、しょうゆ
そして巻きすとノリがあれば作れるでしょう。
日本人シェフに教わったコツとしてすし飯にマヨネーズ(キューピーのマヨネーズ限定)を混ぜるか、チキンにマヨネーズをかけてから巻くとより一層美味しくなる。
照り焼きチキンスシのレシピ動画は
オーストラリアの日本人シェフがアップしている動画を選んでいます。
NZやオーストラリアで売られているSUSHIというものは動画に出てくる作り方になると思います。
動画ではしっかりみりんと醤油で照り焼きされていますが、
NZやオーストラリアではスーパーなどにもTeriyakiソースというものが売られているので、
そのテリヤキ・ソースでチキンが仕上がっている場合のほうが多いと思います。
おまけ;NZの平均的Dadが作るホットサンド / Toast Sand
NZでの朝食やランチで家庭で作られる簡単グルメとして、トースト・サンドイッチも一般的です。
一般の家庭にはこの
トースト・サンドイッチ・メーカー、又はSandwich Press という調理器具が必ずと言っていいほどあって、
トースト・サンドイッチというのもNZのB級グルメに入るでしょう。
そのトースト・サンドを標準的NZの男性が作るとしたらこんな感じというのがよく分かる動画です。
NZ人気料理のレシピをグーグルでもっと見つけてみる。
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