マウントクックのハーミテージホテルで1泊したときに夕食をホテルのバッフェ形式のアルパインレストランで取った時の体験レポート。マウントクックで1泊するときの夕食は大体こんな感じになることを感じ取って下さい。
マウントクック、ハーミテージホテルアルパインレストランでのバッフェディナーの個人的レビュー
マウントクック唯一のホテルであるハーミテージホテルには2つの夕食を取れるレストランがあります。
一つはアラカルトメニューのパノラマ・ルーム、一つはバッフェ形式のアルパインレストラン。
パノラマルームは高級レストランでもあるので私は一度も利用したことがないけど、バッフェ形式のアルパインレストランはバイキング形式といったことからもかなり利用しやすいレストランです。
海外からの観光客をかなり意識したNZ食材、又は地元産の食材を使った様々なグルメ料理をひとまとめで食べれるレストランにもなってます。
シーズン中は団体グループが利用することもあって、非常に込み合うのでチェックインの時に夕食時間を予約することをお勧めします。
NZのバッフェレストランでの定番ローストビーフとNZお肉料理の人気メニューのポークベリー
最近NZでもお肉料理に豚肉を使うメニューが増えてきてますが、その中で断然人気がここ3-4年で定着した感じのポークベりーがこのディナーでもグリルコーナーでシェフが切り分けてくれます。
これは是非食べてほしいものです。
カリカリの皮と一緒にとろけるようなポークを食べてください。
NZならではのお肉料理鹿肉;ベニスンがソーセージで食べられる。
グリルコーナーにはチキンが丸ごとローストされる様子も見られ、子羊;ラム肉のチョップもあるけど、ここは是非鹿肉のソーセージを食べましょう。
レストランでは普通ステーキであったり、廉価で鹿肉を楽しむならミートパイになってその味覚と値段の差が格段にあるけど、このソーセージをグリルしているのはなかなかNZ旅行中には食べられないと思うし、ベニスンの味覚をしっかり味わえるのがこのソーセージになるでしょう。
NZのシーフードの代表サーモンもいろいろな料理メニューで食べられます。
NZの人も大好きなシーフードのサーモンもこのバッフェではスモークサーモン、サーモン握りずし、グリルしたサーモン、そしてサーモンセビチェなどで食べられます。
日本人にはやはり素材の味がよく分かるスモークサーモンの切り身やサーモンステーキの切り身がお勧めです。
アジアンテイストのメニューも豊富
以前はこのレストランも日本人観光客向けのメニューが豊富だったのですが、さすがに中国やインドなどのアジア各国からの観光客が増加したことにより、メニューも今年から刷新されています。
餃子、ブラックビーンソースとガーリックで炒めた野菜炒めやインドカレー(Chickpea Curry;辛くない野菜カレーといった感じ)、中華スープ(Asian Style Chicken & Corn ブイヨン;これは美味しくなかった)などが常に出されているメニューになってます。
デザートは豊富にあるので別腹をしっかり残しておく必要あり
前菜としてのサラダや生野菜類、そしてムール貝やエビなどの冷たい魚介類もたくさんあるので、メインと併せて食べているとすぐにおなかが一杯になると思うのですが、デザートもここはお勧めです。
一口サイズだけどどれも一つずつ食べてみたいデザートが揃っています。
この日もパブロバなどの8種類の冷たいデザートと暖かいデザートとしてアップルと洋ナシのクランブルとそのソースとしてのバニラカスタードが出されてました。
ソフトクリームも食べ放題
ソフトクリームもここでは業務用のソフトクリームマシーンから直接好きなだけ取ることができます。
これにトッピングとしてのチョコチップやマシュマロやキャンディーも種類豊富にそろっています。
いろいろなNZグルメをたくさん食べることができるのがバッフェレストランのいいとことろ
お酒は飲まない、お寿司などのご飯類も取らない、スープも控えて、前菜は少なめにしてメインと魚介類を多種類にするのが私のバッフェディナー攻略方法。
この日の前菜は魚介類だけのエビ、スモークサーモン、ムール貝だけにして、スープとして中華スープにしたけどこれは私の好みではなかったので一口だけで残しました。
そしてメインとして、写真一番下がブラックビーンソースとガーリックで炒めた野菜炒め、時計回りでBBQしたプルドポーク、サーモンステーキの切り身2切れ、エビの串焼き2本、餃子2つ、ほうれん草のニョッキ、ハチミツを絡めたクマラ芋1切れ、ベニスンソーセージ2つに玉ねぎとマッシュルーム炒めにBBQソースをかけています。
そしてローストビーフ2切れ、中央にポークベリーとカリカリの皮を一切れ、といったお皿にしました。
NZ旅行中にカロリーを考えるのはご法度で、日本に帰ってからウエストを気にすることにしましょう。
この日のデザートチョイスは、左下の暖かいデザートのアップルと洋ナシのクランブルとそのソースとしてのバニラカスタード、中央上にソフトクリームをのっけたパブロバ、そしてお皿に3つのデザート;チョコレートムース&オレンジコンポート、ティラミス、Salted Caramel& Pecanタルト一つとしました。
そしてコーヒーはこのレストランはコーヒーマシーンから、紅茶は多種類のティーバッグから選べるのですが、私はコーヒーマシーンにしては珍しいカフェモカがあったのでそれを食後のドリンクとしました。
夏のマウントクックはPM20時以降から夕焼けを楽しみながらディナーが楽しめる時間
マウントクックに泊まると夕焼けに染まるマウントクックの姿を拝めるチャンスがあります。
この夕陽に染まるマウントクックを間近に見られるのはハーミテージホテルの部屋か、レストランからだけになります。
マウントクックにある他の宿泊施設のYHAやモーテル、マウントクックロッジなどからはマウントクックの山肌は見れないのです。
そして少し遅めの夕食にするとPM20時ぐらいから夕食を取りながら夕日に染まるマウントクックを見ながらのディナーにこのパノラマレストランはなります。