クイーンズタウンから標高1800mの山の上にあるとてもきれいな湖に半日ハイキングを楽しんできました。冬にはリマーカブル・スキー場となる山の中にある湖なので車でスキー場の駐車場まで登っていけるお気軽トレッキングです。
クイーンズタウンのリマーカブル山脈にあるレイクアルタへのトレッキングルート
クイーンズタウンの町から45分ほどで車で登って行けるリマーカブルスキー場は夏の間あまり人はやって来ない山です。
やってくる人はこのレイクアルタという山上湖へのハイキングを楽しみに来る人ぐらいで、町の中は観光客で賑わいが見られるところから山の上の静寂と景観を満喫できるところになります。
リマーカブルスキー場へのアクセス道路が昨年までにその3分の2が舗装化されたため、車でのアクセスがかなり楽になりました。
このゲレンデの駐車場がおよそ標高1550mほどで、そこから歩いてレイクアルタの標高が1800mほどなので250mほどを上り下りするのですが、片道およそ1.6kmの道のりの半分はスキー場のコースに冬にはなるスロープを歩いて行けます。
このリマーカブルスキー場に夏の間に訪れるには公共交通手段がないので、もしクイーンズタウン滞在中レンタカーを利用される人は是非このレイクアルタに半日でも訪れてみてください。
途中の山道からの景観もすごいものです。
トラック上では高原の小さな花も見られます。
そして切り立った山肌に取り囲まれたレイクアルタの姿はとても素敵なものです。
(レイクアルタへのアクセス山道ルートはまずスキー場の駐車場から歩き始めます。
この駐車場ですでに標高1600mほどまであがってきてます。夏でも吹き抜ける風は肌寒いものです。)
(冬にはスキー場のコースとなるスロープを上って行くと、途中からはさすがにゲレンデとも外れて高原植物も見られるトレッキングルートになって行きます。)
(この高原にもたくさんのNZ固有種の小さな花が咲きます。今日はこの鮮やかな黄色い色で、花びらがツヤツヤのバターカップがたくさん咲き誇っていました。)
(このHebejeebie;ヒビージービーという花が歩いていく道際の何か所かにまとまって咲いていました。
この花はこのような高山地区にしか見られない花です。)
(歩きはじめてからゆっくり上ってきてもおよそ40分ぐらいでレイクアルタの見晴らし台までやって来れるでしょう。
ここの標高が1800mぐらいです。
左奥の二コブの山がその名もダブルコーンで高い方の標高は2320mほどになります。)
(レイクアルタの湖面は神秘的なほどきれいな水の色合いを見せます。
とても冷たい水で、さすがに氷水です。
泳ぐことは到底考えられませんが是非この水は飲んでみてください。)
(今日はこのレイクアルタから南側の谷間になるWye Creek渓谷へと歩いてきました。
その道のりは道標の無いルートとなりますが、200mほどの岩肌を上って、裏の谷間へと行くことができます。)
(このワイクリークへ向かう人はレイクアルタを目指す人以上に少なくなるのですが、さすがにこれまで歩いてきた人たちによってつくられた細い山道がしっかり続いていきます。
まだ今年は残雪がたくさん残っていました。)
(ワイクリーク渓谷を見下ろした様子。
今日はこの後この谷の下へと雪渓と岩場を通り抜けて降りて行きました。)
(ワイクリーク渓谷へ降りていく前に振り替えると眼下にレイクアルタ。
そのさらに下の奥には車を止めたスキー場のベースビルも見晴らせます。)
(ワイクリーク渓谷でランチを取った後帰り道は違うルートを辿り、途中雪渓をザクザクとハイクアップしてリマーカブルスキー場の裏側から降りてきました。)