ミルフォードサウンドにNZの夏である12月、1月、2月に行くなら必需品とされる服装を動画と共にチェックしてみて下さい。その服が必要な理由もアドバイスします。ガイドブックには載せられていない事実を知っている現地ガイドからのアドバイスでもあります。
ミルフォードサウンドの夏の午後からの遊覧クルーズでは風よけになる服、レインジャケットが必需品
ミルフォードサウンドに行くなら必ず雨具は持っていきましょう。
その雨具も傘ではなくて、ビニール雨合羽ではなくて、軽くて携帯もでき、ゴアテックス仕様のレインジャケットが最適です。
ミルフォードサウンドは雨の日がほとんどのところです。
あまり雨の日の写真は旅行ガイドブックやパンフレットには出てこないのですが、実際このミルフォードサウンドは一年の中でも200日以上が雨の日である場所です。
だからクイーンズタウンを観光バスで朝出発するときに晴れていてもレインジャケットは持参していくことをお勧めできるところです。
また、ミルフォードサウンドに行って運よく晴れていても、どこの会社の遊覧クルーズに乗ったとしてもそのミルフォードサウンドの遊覧クルーズでのハイライトとしてスターリングの滝へと船の舳先を突っ込んでいくときには持参したレインジャケットを着て、この滝のしずくを全身で浴びてみることをお勧めします。
これこそ氷河が削り取った谷間に出来上がった入り江であるミルフォードサウンドでこそできる体験になるはずです。
そして、ミルフォードサウンドが晴れていれば、夏のシーズン中は風が強い日になると思っていたほうがいいでしょう。
だからこれまた風よけにもレインジャケットが必要、持っていくと重宝する服になります。
特に夏の12月、1月、2月ぐらいの午後から必ずミルフォードサウンドの入り江には外海から風が強く吹き込みます。
これはミルフォードサウンドのある陸地側は見渡す限り切り立った岩肌が露出している山肌が取り囲むところ、午前中からこの岩肌が太陽で照り付けられて温められると必ず、海面より山肌の方が温度が上回り、気圧差による海風が強風となってミルフォードサウンドの入り江へと外海から吹き付けます。
ミルフォードサウンドにNZの夏である12月、1月、2月に行くなら是非風よけにもなる軽いレインジャケットを着ていきましょう。
11月30日のミルフォードサウンドでの遊覧クルーズ、スターリングの滝へと船が突っ込んでいく手前の甲板デッキ、濡れるのに備えて日本人の観光客のかなりの人はレインジャケットを着ているのが分かります。
11月30日のミルフォードサウンドは薄曇りの日でしたが、午後1時出航の遊覧クルーズは乗船初めから最後まで外海からの強風が吹き付ける日でした。
船の最後部に掲げられている船上旗も船の進行している方向に強い風によりはためいているのが分かると思います。
この日のミルフォードサウンドは18度まで上がり、風がなかったらかなり暖かい日でしたが、船の上ではさすがにジャケットが無ければこの強風のために体感温度はかなり低めに感じられました。