ケア Kea が日本人旅行者に最も人気のNZの野鳥である3つの理由

ケア Kea Bird ニュージーランドの鳥,ペンギン
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ケア、Kea Bird というNZにしかいない野鳥がNZにやって来る旅行者にとても人気があります。そのケアがなぜそんなに人気なのか?ケアに遭遇できそうな観光地とケアに出会った時の注意点をクイーンズタウンの観光ガイドがイメージと動画で解説します。

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ケア Kea というNZの野鳥の人気の理由と出会った時の注意点

ケア Kea はNZにしかいない鳥で、数は少ない鳥だけど、その色合いはとてもきれいで日中にも見れる鳥。

  • ケアはNZの固有種でNZの南島だけに生息している鳥
  • ケアは世界でも珍しい標高の高い山岳地帯に生息するオウム
  • ケアはキーウィ・バードやカカポ(Kakapo)などと違って
    夜行性ではない飛ぶことのできるNZのオウム
  • ケアの体はほとんどオリーブグリーンの色合いだけど
    飛んでいるところを見ると翼の下の部分はオレンジ色をしていて
    とても色鮮やかなオウム
  • ケアは絶滅危惧種で、NZ南島に約5000羽ぐらいしかいない。
    1986年以降NZの保護鳥に指定されている。
  • ケアの日本語ウィキペディアはこちら

ケアは雪が積もるような山岳地帯に住んでいるオウム
ケアは雪が積もるような
山岳地帯に住んでいるオウム

ケア KeaはNZの野鳥だけどNZ南島旅行中に遭遇できるチャンスが多い鳥。

ケアはNZの野鳥でNZ南島の山岳地帯に生息するけど
そのNZ南島の山岳地帯は
ミルフォードサウンドへの道のり途中
スキー場であったり、
トレッキングで訪れることが出来る山小屋がある
標高の場所に当たるため、
結構NZ旅行中に訪れる機会のあるところだから
ケアにも遭遇するチャンスがあります。

ミルフォードサウンドへの観光バスツアーでカメラストップとなるMonkey Creekやホーマートンネル出入口 でケアは特に秋から春先にはよく現れる。

ケアに遭遇するチャンスのあるミルフォードサウンドへの道のり途中のカメラストップのモンキークリーク
ケアに遭遇するチャンスのある
ミルフォードサウンドへの道のり途中の
カメラストップのモンキークリーク

ワナカに近いトレブルコーンスキー場 Treble Cone の駐車場やレストラン・カフェのテラスにはほとんどシーズン中毎日現れる

以前はクイーンズタウン近郊のリマーカブル・スキー場にも
ケアは良く出没していたのですが、今は現れることは無くなってます。

以前私はこのスキー場の駐車場でグローブを片一方だけケアに持ち去られたことがあって、
その日はスキー場のショップで新しいグローブを購入する羽目に会いました。

NZの夏のシーズン中は日帰りトレッキングでも訪れることが出来るトラックや山小屋でケアに遭遇できるチャンスがあります。

クイーンズタウンから、又はワナカから日帰りトレッキングで人気のRobroy Glacier Trackの終着地点
ロブロイ氷河トラックで休憩しているときに現れたケア
ロブロイ氷河トラックで
休憩しているときに現れたケア
テアナウから日帰りトレッキングでも行けるケプラートラックのLuxmore Hut

ラクスモアーハットを訪れた家族がケアに録画中のGo-Pro を奪われ、
数分飛んで行ったところで無事(カバーの一部は引きちぎられたけど)
本体は子供が見つけることができたことが分かるユーチューブ動画

日本からの観光客にも人気のマウントクックにあるトレッキングルートに
ケア・ポイント / Kea Point
がありますが、ここには今はケアが訪れることは無くなってます。
時々上空を飛んでいるのが見れるかもしれません。

ケア Kea は飛べる鳥だけど人と出会っても逃げることなく近くまでやって来て写真も撮ることが出来る野鳥。

ケアはとても好奇心旺盛な鳥。

ケアは新しいものに興味を示し、自らの好奇心だけを頼りに
人ごみなど気に架けずに動きまわっていて
、人ごみの中にまで
近づいて来てカバンや持ち物をくちばしでチェックしに来ることもよくあります。
=写真やビデオの被写体になってくれる。

ケアを見かけても近づきすぎたり、触ったりしては危険です。

ケアが近づいて来ても決して触れたり、手を差し伸べたりしては
くちばしや爪が鋭く、力も強いので危険です。
ましてあまりに近づいたりすると襲われる可能性もある野生の鳥です。

ケアはいたずら好きで有名。よくCheeky Kea と呼ばれる。

ケアは何でもかんでも口に入れて確かめようとする性格から
車や観光客、ハイカーの持ち物をいたずらしたり、持って行ったりすることもあります

ケアに餌付けは禁止です。

あまりの可愛さから餌を指し伸ばしたりしたくなる人もいますが、
野生のケアにとってはケアの本能を奪うことになり、
人が集まるところでしか生きていけない鳥になりかねません。
だから、ケアがゴミを漁るのを防ぐためにも
食料でなくてもゴミとなるものは必ず持ち帰りましょう

ケアが開けっ放しになっている扉の前で車の中を覗き込んでいる。
ケアが開けっ放しになっている
扉の前で車の中を覗き込んでいる。
ケアに興味を持たれたカバンを足元までやって来てかじられている。
ケアに興味を持たれたカバンを
足元までやって来てかじられている。
ケアには餌を与えないで!!
ケアには餌を与えないで!!

ケアが観光客に人気があるところも、その姿を撮ることが出来た場所も推測できるNZブリーズ作成動画

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ケア Kea Bird に出会うことが出来るかもしれないNZ国内の観光地とケアを日本語で解説したNZ野鳥図鑑

ミルフォードサウンド観光バスツアー

ミルフォードサウンドへの観光バスツアーではカメラストップとしてMonky Creek やホーマートンネルの出入り口で停車するのでケアに出会えるチャンスがあります。

RealNZ社のミルフォードサウンド行観光ツアーで使われるバスにはケアの姿が車体のパネル写真になっています。(全てのバスではありません)
RealNZ社のミルフォードサウンド行観光ツアー
で使われるバスにはケアがパネル写真になっています。
(全てのバスではありません)

野生のケアに遭遇できなかったら、NZ国内の都市にある野鳥園、動物園に行って一度はケアを見て下さい。

クイーンズタウンの野鳥園=Kiwi Park Queenstown ではケアが飼われています。

ケア Kea Birdも含めたNZの野鳥の事を日本語で解説した図鑑

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