NZのテカポを含む国際ダークスカイ・リザーブ;星空保護区に入るマウントクックで天の川;Milky Wayの写真を撮りたくて月が出てくる前の夜にフッカーバレートラックをフッカー氷河湖まで歩いてきました。NZへの星空撮影旅行計画の参考にしてください。
マウントクックのフッカーバレートラックで天の川、ミルキーウェイを撮影、そしてRaw画像をレタッチしてこのブログに公開するまでのプロセス
マウントクックでの天の川撮影計画を立てる際に考えた日時、場所、方角
マウントクックのフッカー氷河湖の上に天の川がマウントクックの頂上から立ちあがっているような写真を撮りたいと思いついた。
マウントクック、またはフッカー氷河湖を前景にした場合その方角は歩いて行けるフッカー氷河湖の湖岸から見ると真北になる
マウントクックの観光、トレッキング用にNZブリーズが作成したグーグルマップ
9月の月齢と日の入り時間をチェックしたら、9月16日(金)のPM20時以降17日(土)のAM23:30ぐらいまでなら真っ暗闇の中で撮影ができそう、というのが分かった。
アプリで天の川の中心がどの方角に、何時ぐらいに見れるかを無料アプリでチェックした。
Sky Walk 2 アプリ のGoogle Play Store でのダウンロードページはこちら
Sky Walk 2 アプリのアップルストア でのダウンロードページはこちら
天の川や星の撮影にプロのカメラマンも使っているアプリは Photopills です。
有料だけど星空撮影には神アプリになります。
私は以前にブログで紹介している(スマホにもダウンロードしたまま残っている)のにも関わらず、まだ使い切れていないので、月齢や日の入り時間をサイトページで調べて、Sky Walk 2アプリを使ってマウントクックへと出かけてきましたが、このPhotopillsアプリを使えばすべて解決します。
マウントクックのフッカーバレートラックならフッカー氷河湖まで車を停めるキャンプサイトの駐車場からの往復に3時間あれば歩いて戻ってこれる。
フッカーバレートラックを歩く場合の注意点は、
ネットに接続はできなくなる圏外になります。
出発点のキャンプ場ではオンラインで通信が可能ですが、フッカー氷河湖ではもちろんのこと、第一の吊り橋を渡って以降ぐらいからネット接続はできなくなります。
グーグルマップなどを見ながらフッカーバレートラックを歩くことはできなくなります。
GPSは届くのでオフラインでも見れてマップアプリやトレイルマップアプリを利用するほうがいいでしょう。
無料のアプリもダウンロードできるWikilocに
NZブリーズが投稿しているマウントクックのフッカーバレートラックのトレイルマップ
マウントクックでの天の川撮影に使ったカメラ、レンズと現像、レタッチのために使ったフリーソフト
マウントクックンの天の川撮影に使ったカメラ、レンズ
私が持っている星空撮影用のカメラ機材の全て。
Canon RP
Samyang 14mm F2.8
三脚
ヘッドライト(昼光色)
赤道儀は持っていない。
レリーズは持っていない。
私はいつも三脚を使った写真撮影の時はもっぱらタッチスクリーンシャッターで済ましているのだけど、望遠レンズでの撮影では無いからこれでもOKと思っています。
マウントクックの天の川Raw画像の現像処理に使ったフリーソフト
キャノンのカメラ機種専用のイメージ処理ソフトDigital Photo Professional
キャノンのミラーレス・カメラ RP だからDigital Photo ProfessionalでRaw画像を開いて画像処理を行うことができます。
けれど、今回はこれを使った現像はしていません。
天の川や星空Raw画像のレタッチにはAdobeの Lightroom を使用するのが定番だと思いますが、星空写真初心者である私には以下の理由で使っていません。
・有料のLightroomを使いつくすほどまでに星空写真を撮ることは無い。
・手持ちのパソコンのシステム容量がlightroomを快適に動かすだけのスペック
(推奨メモリ=16GBメモリ)がない。
・マスクをかけて細部まで補正することなど私には無理、そこまで時間をかけたくない。
・結局このブログやフェイスブック、ホームページに載せるぐらいなので自己満足でOK。
また、
天の川と前景、人工物を合成処理することはするつもりはなかった。
次回はこの合成処理にチャレンジしてみようと思っています。
(その場合もLightroomではなくて、手持ちのフリーソフト Gimp を利用する予定でいます。)
マウントクックのフッカーバレーで撮影したRaw画像をノイズ処理のために合成後、フリーソフトで簡単にレタッチした後の天の川の写真
このブログに載せているマウントクックでの天の川の画像は
JPGファイルに変換した後サイズも1920 x 1281 ピクセル に縮小しています。
フッカー氷河湖とマウントクックの上に昇る天の川
マウントクックの山並みの上に銀河の中心が横たわる天の川
フッカー氷河湖での撮影後時間がたつに連れ天の川が高度を下げてきた。
駐車場への帰り道には山並みの上にちょうど良い角度で撮れるようになったので天の川の中心をメインに据えて数枚撮ってみた。
フッカーバレートラック上にある人工物を前景として入れた天の川、星空写真
マウントクックに行く前に撮ってみたい写真のイメージは、フッカー氷河湖とフッカーバレートラックのボードウォークでの写真だった。
フッカーバレートラックのボードウォークもマウントクックを正面に(=真北に)見据えながら歩けるので、きっとボードウォークの先にマウントクックがあって、その頂上に天の川が立ち上ってまるで銀河へのボードウォークに見えるような構図を想定していたのですが、これも来年に残しておきます。
人工物の吊り橋を入れたのだけど撮っているときには結構いい前景になっていると思っていたけど現像してみると吊り橋だか、なんだか分からない絵になってしまって不満足な画像になりました。
次回は慰霊碑や方位盤を前景に取り入れてみようかなと思ってます。
街灯などが一切ないフッカーバレートラックで前景として吊り橋やボードウォークを照らして、画像の中のポイントにしてみたかったので手持ちのヘッドライトを使ってみたのですが、ヘッドライトの昼光色ではあまりに明るすぎて天の川が目立たなくなってしまいました。
これだと日中の写真のほうがマシです。
今後は前景を照らすライトの種類や色を検討してみます。
マウントクックへ星空撮影、観光またはトレッキングの為に行く個人旅行計画に役立つサイト
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マウントクックの観光、トレッキング旅行計画に必ず役立つNZブリーズのマウントクック観光ぺージ
マウントクックのハーミテージホテルの空き室状況、予約可能日をチェックするのはホテル直接がお勧め
マウントクック村にあるホテル、モーテルはハーミテージホテル以外は5件のみ
ハーミテージホテル以外でマウントクック村にあるホテル、モーテルは以下の5件のみです。
マウントクック・モーテル/Mount Cook Motels
ハーミテージホテル直営のモーテル
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マウントクック・ロッジ/Mount Cook Lodge
ハーミテージホテル直営の格安ホテル
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アルパイン・ロッジ / Aoraki Mount Cook Alpine Lodge
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マウントクックの頂上から天の川の中心が立ち上る写真を撮りたかったのだけど、9月では日の入り前、もしくは日の入り直後にしか天の川の中心がマウントクックの頂上にかからないので、写真のように少し北西寄りに、しかも天の川の中心がほぼ頭上真上に達している時間に撮った写真になった。
来年の7月、8月ぐらいに再度チャレンジしてみようと思ってます。