クイーンズタウンの町の中からでも南十字星や天の川などの南半球の星空を見上げることができます。クイーンズタウンの町の中の人気ホテルから歩いて15分以内で簡単に、安全に行ける星空、特に南十字星の撮影に適した街灯の無い暗闇の場所を2か所紹介します。
クイーンズタウンのホテルから歩いて行ける星空、南十字星撮影にお勧めの暗闇スポット2か所
クイーンズタウンの町は南十字星を一年中見上げることが出来るNZの観光地
クイーンズタウンは大きな湖と山に囲まれた小さなリゾートタウンで、
湖の方角(南方面)には外灯などの明かりがありません。
その湖の方角に南十字星は光り輝いているのですが、
外灯などの人工的な明かりが無い南方面に面したクイーンズタウンは
町の中からでも一年中この南十字星ぐらいは見つけることができます。
けれど町の明かりから少し離れると満天の星空が広がり、
星空撮影にもより適したところがあります。
レンタカーなどで郊外に出ていければ
そういった満天の星空を満喫できる、外灯の無い、真っ暗闇のところは
周辺にたくさんあるのですが、
ここで紹介するスポットはクイーンズタウンに初めてやってくる観光客でも
分かりやすくて、レンタカーなど使わなくて、
町の中のホテルから歩いて行ける星空撮影に適した場所としての2か所です。
さすがに外灯や町の明かりは多少影響のある真っ暗闇のところではないのですが、
安全に歩いて行けるところです。
クイーンズタウンのノボテルホテル;Novotel Queenstown Lakeside 横の湖岸からでも
これぐらいの星空撮影が可能です。
だけどさすがに町の明かりや外灯が気になるでしょう。
クイーンズタウン・ガーデン Queenstown Gardens
一つ目は
クイーンズタウンのガーデン(Queenstown Gardens)の先端です。
クイーンズタウンの町の中のホテルからなら徒歩10分ぐらいでこの場所に行けるでしょう。
このクイーンズタウン・ガーデンの湖沿いには遊歩道があり、夜には外灯がついています。
だからこの先端まで行くのに外灯の元を歩いて行けます。
先端に行けばこの外灯と次の外灯の間に暗闇の区間が出てきます。
この外灯の明かりが届かない遊歩道から少しだけ湖岸に降りれば
ほぼ真っ暗になります。
そしてその湖が広がる正面が方角としてはほぼ南なので、
南十字星は対岸の山(Cecil Peak)の上に見つけることができるでしょう。
クイーンズタウンガーデンの先端から湖側には人工的な明かりが無く、
対岸の山=セシルピーク;Cecil Peak の方向が真南になる。
クイーンズタウンガーデンの先端から対岸のセシルピークの山頂から少し西寄りの
上空に南十字星が天の川の中に光り輝いているのが肉眼でもすっきり分かります。
最近のスマホならクイーンズタウン・ガーデンの先端から
南十字星を含めた星空をすっきりと撮れるでしょう。
クイーンズタウンガーデンの裏側=南側でも時期や時間によっては
南十字星をしっかりと撮ることが出来ます。
この場所からなら遠景にリマーカブル山脈の山肌をバックに入れて撮ることも可能になります。
やっぱりクイーンズタウンを象徴するようなリマーカブル山脈の山並みを
フレームに入れて写真を撮るとクイーンズタウンで撮られた写真というのが
分かるようになります。
月明かりがあっても(上の写真は満月の三日前の月の明かりが左側から照らしている)
南十字星ぐらいは明るく輝いて肉眼でも確認ができます。
クイーンズタウン西のサンシャイン・ベイ・トラック入口 Sunshine Bay Track
もう一か所はクイーンズタウンの町からは西へと向かうのですが、
Crowne Plaza ホテルやRydges Hotelの前を通り過ぎる方角へと向かいます。
その方角に町の中心から湖岸沿いに15分ほど歩いたところに
Sunshine Bay Trackというウォーキングトラックが始まります。
その入り口付近が真っ暗で、町からも近い星空撮影スポットになるでしょう。
ただ、この場所へとやってくる道のりはHaka House(旧YHA) Lakerfrontを
通り過ぎた辺りからは外灯が無い国道沿いを歩くことになります。
撮影スポットも真っ暗闇の場所になるので、日中の明るいうちにその場所と
歩く道のりを確認していたほうがいいでしょう。
クイーンズタウンの町から西へと湖岸沿いを15分ほど歩いたところから始まる
サンシャイン・ベイ・トラックの入り口当たりの湖岸から撮影した南十字星を含む星空