ミルフォードサウンドには7月から11月ぐらいには野生のペンギンが産卵と子育てのために訪れます。先日そのフィヨルドランド・クレステッド・ペンギン Fiordland Crested Penguin が水浴びしている様子をビデオに収めることが出来ました。
NZ固有種のペンギン、フィヨルドランド・クレステッド・ペンギン/Fiordland Crested Penguinの4つの事実
フィヨルドランド・クレステッド・ペンギンが見れるのはミルフォードサウンドの遊覧クルーズだけ。
フィヨルドランド・クレステッド・ペンギンが間近に、そして海外からの一般の観光客でも見れるのはNZ国内でもミルフォードサウンドの遊覧クルーズ上だけといっていいでしょう。
他にNZ南島の西海岸には2か所ほど森の中を1時間ぐらい歩いて巣の有る海岸線まで行ってラッキーだったら見れるかもしれないところがありますが、その所は普通の観光客は通り過ぎていくところです。
それと違ってミルフォードサウンドというNZにやって来る観光客ならだれでも訪れる観光地で、誰もが乗る遊覧クルーズの船の上から、もしそのペンギンが現れたら、どのクルーズの船長さんも船をそのペンギンがいる海岸に近づけていってくれ、小さな体のペンギンがいるところまで教えてくれます。
(ダウトフルサンドへのツアーに参加しても見れるかもしれない。)
フィヨルドランド・クレステッド・ペンギンがミルフォードサウンドで見れるのは7月から11月
普段はNZの沖合の海の上で暮らすこのフィヨルドランド・クレステッド・ペンギンも産卵と子育てのために同じつがいで、同じ巣に戻ってきます。
その期間が7月から11月ぐらい。
その期間中の特に太陽が差し込む時間帯(ミルフォードサウンドでは丁度11時から15時ぐらい)に森の中から出てきて、日向ぼっこをしている姿や、漁に出かける前の姿を見ることができます。
フィヨルドランド・クレステッド・ペンギンも小さいペンギン
フィヨルドランド・クレステッド・ペンギンの大人の体長は40~60㎝ほどです。色合いはペンギンの黒と白が基調で、冠のような眉毛が黄色いのが目立つのですが、ミルフォードサウンドの海岸線にその姿が出てきても、周りの景色があまりにも雄大で、その姿が森の木立をバックにしていたり、灰色、もしくは黒っぽい大岩の中にいたりすると船の上からではなかなか見つけられないでしょう。
まして海外線に出てきて、しばらく何も動かずじっとしていたりすると全くどこにいるかなど分からないはずです。
そんなときには船長などは強力な双眼鏡を使って見つけているので、そのいる場所を船内アナウンスで伝えているはずです。
よくその英語のアナウンスを聞いてみましょう。
恐らく周りの英語を理解する乗客がまず最初に見つけると周りの人にもその場所を教えてくれているはずです。
フィヨルドランド・クレステッド・ペンギンは自然でしか見られないペンギン
NZ固有種のフィヨルドランド・クレステッド・ペンギンはNZ国内の動物園はもとより世界中の水族館でも見れるペンギンではありません。
自然界の姿でしか見れません。
そしてその個体数は2500~3000羽と言われていて、今でもその数は減りつつあるペンギンです。
ミルフォードサウンドに7月~11月に行ってフィヨルドランド・クレステッド・ペンギンが見れたら、とてもラッキーだと思って下さい。
8月19日、ミルフォードサウンドの遊覧クルーズ上で見られたフィヨルドランド・クレステッド・ペンギン。しかも水浴びをしている姿は私も初めて見ました。
フィヨルドランド・クレステッド・ペンギンが見るのに役立つサイト
フィヨルドランド・クレステッド・ペンギンが見れるミルフォードサウンドの遊覧クルーズへの旅行計画に役立つサイトページ
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