マヌカハニーの花を知ってますか?

ニュージーランドのお土産でもっとも人気が高く、お手軽なのがマヌカハニーというハチミツ。薬用効果が高いことでも知られていて日本でも話題になることが多いようですが、この蜂蜜が取れる花がどのようなものかを知る人は少ないと思います。

12月から1月にかけてニュージーランドにやって来ると、このニュージーランド固有種であるマヌカの木に小さな白い花が咲き乱れているのを見ることが出来ます。そうです、このマヌカハニーが取れるの花は木に咲く花です。しかもとても小さな白い花で、それを始めてみる人はちょっとハチミツがたくさん取れるような花とは思わないようです。ましてこの花、道路際などにもたくさん咲いているのですが、白い小さな花ということで多くの人は見落としがちでそれがマヌカの花と言われるまで気付かれない花です。そしてこの時期は他にたくさんピンクや、黄色、紫色などの色鮮やかな外来種の花が咲いているのでそちらに気をとられてほとんど関心も示されない花でもあります。

マヌカ(Manuka)の木自体はニュージーランド全国で見られる木ですが、高くても8mほどまでしか成長しない木で、特徴あるのが枝や幹が黒いカビで覆われています。だから遠くから見るとかなりくすんだ緑色した木に見られ、近づいて見るとまるで山火事の後に残った木に思われるかもしれません。この木の先に小さな白い花をびっちり咲き誇るとまるで木全体に粉雪が積もったように見られます。英語ではティーツリー(TeaTree)と呼ばれますが、オーストラリアで見られるTeaTreeとは全く違う種類になります。またニュージーランドにはこのマヌカが咲いている近くに良くカヌカ(Kanuka)という木も見られるのですが、マヌカとの違いはほとんど見分けられないと思います。カヌカの花はManukaより少し小さい白い花が咲きます。

今の時期このマヌカの花はクイーンズタウン周辺ならグレノーキーまで行くと道路際に、そしてミルフォードサウンドまで行く道沿いのフィヨルドランド国立公園に入る手前にはマヌカの森と呼んでいいような場所がたくさん見られます。そしてマウントクックに向かう国道80号線沿いにもまだ若木ですが背の低いマヌカの木を見つけることが出来ます。けれどどこもかも多くの人は車で走り抜けるところばかりで花が咲いていること自体も気付かず通り過ぎてしまいます。

(マウントクックへ向かう国道80号線、プカキ湖沿いに見られるマヌカの花)

(マヌカハニーが取れる花は木に咲く小さな、白い、梅のような花です。)

(マヌカの木の枝の先にこのマヌカの花が咲き乱れるとまるで木全体が粉雪が積もったように見られます。クイーンズタウン郊外グレノーキーへの道路沿いにて)