ミルフォードサウンドへの道、再開

ミルフォードサウンドまでの道というのは一本道です。しかもミルフォードサウンドがその道路の終着点、突き当たりにあたりどの車も再び同じ道を通って引き返さなければならない道のりです。この道のりの途中で雪崩れや土砂崩れがあると車ではミルフォードサウンドへは行けないことになります。それが10月の13日から5日間続くような大きな土砂崩れがありました。とても大きな土砂崩れだったのでその閉鎖期間は長引きそうな気がしたのですが、週末がNZの3連休に当たったため多くの行楽客の為にも土砂撤去作業が集中的に進められ早々と開通に到りました。その再開の後のミルフォードサウンドへと先日行ってきました。

ミルフォードサウンドへ行くことが出来た10月23日は快晴にも恵まれ、素敵な景観を満喫も出来ましたが、ミルフォードサウンドまでの道のりは何時もにも増して大自然の驚異を感じさせられる道のりでした。この土砂崩れが起きた区間というのはまだ土砂撤去作業が行われているのですが、片側通行でその区間だけバスやレンタカーも特に待ち時間があることなく通過して行けます。場所はホリフォードバレーに入ったところからモンキークリークという小川が流れているところまでの間になるのですが、この区間は車も停車をすることが許されない区間になっています。切り立った山肌の頂上付近から全ての山肌が滑り落ちたようなその土砂崩れの傷跡もすごいのですが、この区間の後には道路際まで迫って見られる大きな雪崩の跡というのもホーマートンネルを越えるところまで続きます。

こんな姿を見るのもわずかの期間で、谷間に差し込む日差しのために道路際に見られる雪崩れの跡の大量の残雪もどんどん溶けて、11月終盤には雪の跡からきれいな高原植物の花が咲き乱れるところになります。毎年このようなことが行われているわけですが、雪崩が多かった年には”今年はマウントクックリリーなどが咲くのも遅くなるかな?”とか”大量の残雪の下から本当に花が咲くのかな?”とか思っていてもしっかりと白い花を咲かせます。

今年の10月はこのミルフォードサウンド周辺も春の嵐が日替わりで押し寄せる月になっていて、ほぼ連日といって良いぐらい大雨注意報などが出ていたりします。この不安定な天気は今月一杯続きそうです。


(大きな土砂崩れの跡を横目に見ながらミルフォードサウンドへの道は車が通れるように再開しています。)


(山肌がすっかり無くなるような、大量の土砂が10月12日に崩れ落ちてきました。その土砂撤去作業にはダイナマイトも使われ大きな岩は細かく砕かれていますが、それでもまだまだ撤去作業は引き続き行われそうです。)


(土砂崩れがあったところからミルフォードサウンドまでの道のりは路肩などに車を停めることの出来ない駐停車禁止区間になっていますが、このモンキークリークという小川が流れるところは唯一安全に車から降りて素敵な景観を写真に収められる場所です。)


(モンキークリークを過ぎてから再び停車禁止区間になり、ホーマートンネルの周辺も車を停めて写真を撮ることなど出来ません。この辺りも実は10月12日に大きな雪崩が起きました。)


(10月23日のミルフォードサウンドは快晴、風もない素敵な遊覧クルーズを楽しめましたが、この日が今週唯一天気が良かった日となりそうです。翌日の10月24日から今週末に掛けてこのあたりは大雨、強風となっています。)