10月のミルフォードサウンドとキーサミットトレッキング

 先日ミルフォードサウンドに朝から行った後キーサミットへのハイキングも楽しんできました。

 先週はニュージーランド全体的に春の移り変わり激しい天気が続いて夏のような気温に上がって暑くなったりしたと思ったら大雨になったり、気温が急激に下がって冬に逆戻りになったりしました。このミルフォードサウンドに行ったときも前日からそのミルフォードサウンド周辺は大雨の注意報が出ていたのですが、実際は標高の高い山間部は積雪が見込まれるといった天気予報でした。10月にもまだまだニュージーランドでは標高の高いところではこのように雪が降る日があります。

 10月17日の日曜日にミルフォードサウンドに向かったのですが、テアナウの町を出て直ぐにミルフォードサウンドへの道のり(国道94号線)の道路情報電光掲示板には途中通過するホーマートンネルというこの道のりでは最標高の辺りは雪が降っているということ、そしてスノーチェーンを準備していくこと!!という案内まで出ている。この前日にもうスキー場も閉まって使うことも無いだろうと車に積んでいたスノーチェーンをガレージに仕舞ったことを後悔してもすでにテアナウまで来てしまっていたので、悩んだ挙句テアナウの町まで戻ってスノーチェーンをレンタルすることにしました。

 スノーチェーンをレンタルしたことで気分的には楽になって再びミルフォードサウンドに向かったのですが、そのミルフォードサウンドに到着するまでは朝方まで降っていた雨や吹き荒れていた強風も止んで雨にも会わずたどり着くことが出来ました。

 そして恐る恐る向かったホーマートンネルの辺りも全く雪は降っていないばかりか道路上には全く積雪のかけらも見られず通過することが出来ました。さすがにこのホーマートンネル周辺は例年の通り山の上に積もった雪がいつ何時落ちてくるかわからない状態なので車を駐停車できない状態が続いていますが、この辺りの景色は前の晩に降った雨の影響もあってものすごい景色を堪能出来ました。山肌には大量に雪が積もっているのに加えて雨水と雪解け水が併せて一斉にその垂直に切り立った長い山肌を伝って落ちてくる長い滝の姿がいたるところで現れる状態。これは実際見た人にしかわからないスケールの壮大なものです。

 このような写真も実際前述のとおり車を駐停車できない区間なので車の中から眺めるだけになってしまいますが、その姿はまぶたにズーット残るでしょう。この状態は10月一杯は続くと思われます。

 またミルフォードサウンドのクルーズを楽しんだ後キーサミットというこのミルフォードサウンドへの道のり上最もポピュラーなハイキングトラックにも雪にあうことなく歩いてくることが出来ました。このキーサミットの頂上で910mほどなのですが、この辺りまでで残雪も無い状態です。もう少しだけ標高が上がると途端に残雪がたくさん残った状態です。来週から人気のミルフォードトラックやこのキーサミットも一部分に入っているルートバーントラックの10-11’シーズンが始まりますが、例年通りまだ当分の間は雪崩の危険性や標高1000m以上のトラックは雪で閉ざされ一般のトレッカーが歩きぬくことは不可能でしょう。


(10月17日のミルフォードサウンドクルーズの様子。曇り空だけど雨に会わず、風も弱まりまずまずのクルーズ。イルカも姿を現せてくれました。)

(雨が降った後なのでこれでもいつもよりは水量の多いミルフォードサウンドクルーズで立ち寄るスターリングの滝)

(10月17日のキーサミット頂上。もう少し標高をあげていけばまだまだ残雪がたくさん残り、そして11月一杯までは積雪がある日も多くあります。)

 追記;この後10月20日まではミルフォードサウンドへの向かう車両は必ずスノーチェーンを持っていかなければならない道路警報がでていました。