マウントクックハイキングシーズン始まる

 マウントクックはこれから多くのハイカーが訪れるシーズンになっていきます。10月になりマウントクックの麓のハイキングルートには残雪も見られず、朝からでもそのハイキングコースのある谷間にも太陽の陽が差し込むようになっています。これからマウントクックリリーなどの高原植物の花も咲き始めます。

 先週の土曜日、9月29日にマウントクックのハイキングコースとしては最も人気の高いフッカーバレーを今シーズン始めて歩く機会に恵まれました。この日は少し曇りがちな天気でしたがマウントクックの頂は早朝からすっきり見ることが出来ました。しかし谷間を吹き付ける山からの吹きおろしの風がたまに突風となって駆け抜ける日となり、時には帽子を押さえながら歩かなければ飛ばされそうな強い風が吹き、予定していたフッカー氷河の終点である氷河湖辺りに砂塵が吹き上がっているのを事前に見つけたので今日は出発してから2番目に出てくるつり橋を渡ったところで引き返すことにしました。それでも他に朝から歩いている人の多くはそのハイキングコースの終着点であるフッカー氷河湖まで向かっているようでした。

 この日はまだ朝が早かったこともありますが、まだこの谷間を歩いている人は少ないようでしたが、これからはどんどんハイカーが訪れる谷間になります。10月にやって来るとまだまだ冬に積もった雪が谷間を囲む山肌の下ぐらいまで積もった景色が楽しめるので、素敵な景色を堪能しながら人のまだ少ない人気のハイキングコースを満喫できるでしょう。

 
(マウントクックの人気ハイキングコースであるフッカーバレートラックを歩き始めて10分ほどで到達するミューラー氷河湖見晴らし台。この日は高齢のハイカーにも数組出会いました。)


(9月29日のマウントクック、フッカーバレートラックの第2の吊り橋を渡った後に見られるマウントクックの雄姿とフッカーバレー)


(フッカーバレーの第2の吊り橋は今年取り替えられる予定で、すでに土台は出来上がっているようですが、ここから釣り橋自体が掛けられる様子は全くありませんでした。何時になったら工事が終わるのか、新しいつり橋を何時から渡れるようになるのか誰も知りません。)


(新しい吊り橋が掛けられるまでは依然として少し細めの吊り橋を渡ります。この吊り橋に到るまでの岩壁のあたりがこのフッカーバレートラックの難所でもあり、面白い部分でもあったのですが新しいつり橋が架かると本当にこのハイキングコースはガイド無しでも十分歩けるお気軽コースになりそうです。またこの岩壁にマウントクックで誰でも簡単に見ることが出来たサウスアイランドエーデルワイスの花がもう見ることが出来なくなりそうです。)