2014年オールブラックス対ワラビーズ10月18日ブリスベン

オールブラックス対ワラビーズ2014年ブリスベンゲームオールブラックステストマッチ

2014年10月にオーストラリアのブリスベンで行われたその年最高のテストマッチ。ゲーム開始から最後まで全く目の離せない激戦が繰り広げられ、2年ぶりにワラビーズが逃げ切り勝利をつかむと思われたゲームです。

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オールブラックス対ワラビーズ 2014年 Bledisloe Cup 第3戦を見ればオールブラックスがもっと好きになる

ゲーム観戦が10倍楽しくなるオールブラックスvsワラビーズの2014年10月のゲームの予備知識 

オールブラックスはこのゲームの前週に南アフリカに負けて22戦続いていた不敗記録が止まっている。(オールブラックスを破ることはできる、と言われていた)

ワラビーズはこのゲームまでオールブラックスに7戦連続勝てていない。前々回の対戦シドニー戦では14-14のドローだった。

オールブラックスのこのゲームに出ていない主力は、ダン・カーター、ベン・スミス、この年の先発10番のアーロン・クルーデン、マア・ノヌ

オールブラックスの注目選手

7番:リチャード・マッコウ
とにかくこのころのマッコウは神の領域に達していて、その年のトップタックラーであることが、そしてタックル以外でもこのゲームでもしっかり見せつけられます。

ブリスベンのワラビーズファンはマッコウのミスにかかわるプレイへの反応がものすごいです。

10番:ボーデン・バレット
この年先発10番であるアーロン・クルーデンが怪我で出られないので前回の南アフリカ戦から10番で先発。キック、アタックにそしてそのダッシュスピードに非凡なところを見せます。このゲームでキャップス数は25。

12番;Malakai Fekitoa
この年マ・ノヌが腕の骨折の為出られなくなって先発に抜擢、このゲームで6キャップ目。このゲームでは良くも悪くも注目です。

19番;Patrick Tuipulotu
ロックの控えで後半58分からサム・ホワイトロックに代わり出てくるけど、彼のプレイがゲーム全体の見方をより一層思い入れを深めたことは確かでしょう。

22番;Colin Slade
第3のキッカーとしてバックスの控えでメンバーに選ばれていて、70分からボーデンに代わり出てきて美味しい所どりのヒーローに最終的にはなるけど、その直前にはゲームの行方を左右すると思われた大きなミスも犯しています。彼はいつでもこんなミスを犯して大事な時に絶対期待外れになる選手と私はその当時は思っていたのでこのゲームでも最後の瞬間まで勝利を確信できませんでした。

ワラビーズの注目選手

14番;Adam Ashley-Cooper
このゲームでキャップ数が100になるワラビーズのレジェントバックス。このゲームでもトライを挙げていたので、勝って100キャップを自ら祝福したかったでしょう。

15番;Israel Folau
このゲームでもワラビーズサポーターには絶大な人気と信頼があって、ボールが彼に渡ると歓声が増大します。その通り彼がボールを持つと何かあります。けれどこのゲームではゲームプランにより彼のお得意のハイキックボールへの対応のすごいところは見られませんでした。

7番;Michael Hooper
2014年から22歳でワラビーズのキャプテンになり、オールブラックスのリチャード・マッコウに対しても引けの取らない活躍をこのゲームでも見せて、重要な局面でのブレイクダウンでのプレイは信頼度を深めてます。

6番;Scott Fardy
日本の釜石での活躍(2009~2011)で認められオーストラリアに2012年に復帰、2013年に29歳でテストデビューを果たす遅咲きプレイヤーもこのゲームでは重要なプレイを見せ付けてます。

オールブラックス対ワラビーズ 2014年 Bledisloe Cup 第3戦フルゲーム

Australia v New Zealand Bledisloe Cup HD Full Match 2014

オールブラックス対ワラビーズ 2014年 Bledisloe Cup 第3戦得点経過と注目点

主審は南アフリカの Craig Joubert

ゲーム開始からスピードある展開、お互いピッチを左右に広く使う展開ラグビーに徹して、ライン裏にボールをけり上げることはほとんど見られない。

前半12分 ワラビーズ、9番Nick Phippsトライ// 7-0

オールブラックスは得点を取られた直後や自陣にキックボールを蹴りこまれた後などに特にテンポを早めたり、猛反撃に架かることが見られるがこのゲームでも先行された後すぐに反撃、キックオフボールもこの年ぐらいから10mライン近くに蹴り上げ、そのボールをバックスに取らせる攻撃が見られるようになっていたけどこのゲームでもオールブラックス最初の得点はこの攻撃からでした。

前半14分 オールブラックス、14番 Cory Jane トライ// 7-7

前半31分 オールブラックスのブレイクダウンでのペナルティー // 7-10

前半34分 オールブラックス、2番 Dane Coles トライ、コンバージョンは外す// 12-10

ワラビーズもチームプレイで即座に反撃

前半38分 ワラビーズ、10番 Bernerd Foley トライ、コンバージョン外れて、前半終了 // 12-15

前半の両軍の内容
ボール所持率;オールブラックス 37% vs ワラビーズ 63%
相手陣地22m内時間;オールブラックス 1分31秒 vs ワラビーズ 5分19秒
ラック&モール;オールブラックス 28 vs ワラビーズ 67
ミスタックル; オールブラックス 19 vs ワラビーズ 9

後半始まりからワラビーズは猛攻を仕掛けてオールブラックスの反撃を阻みます。

後半42分 ワラビーズ;14番 Adam Ashley-Cooper トライ // 12-22

後半52分 ワラビーズのブレイクダウンでのペナルティ- // 15-22

この時ぐらいからサポーターによる”オールブラックス”コールが増大して球場自体が熱くなっていきます。

後半56分 スクラムでのオールブラックスのペナルティー // 15-25 ワラビーズ10点差をつける 。

後半58分 オールブラックス、ロックのサムホワイトロックに替えPatrick Tuipulotu投入、そしてオールブラックスのキックオフでそのPatrick Tuipulotuがペナルティー、イエローカードになる。

ここからゲームは全く目が離せないものになります。14人の劣勢をオールブラックスは逆に猛攻に替えます。

後半68分 オールブラックス;9番  Aaron Smith トライ // 22-25

10分間の14人時間帯にワラビーズに得点されず、逆にトライで3点差に詰め寄りますます”オールブラックス”コールが増大します。

後半75分 オールブラックス、リチャード・マッコウのブレイクダウンでのペナルティー // 48m のロングキックも決まり、22-28

6点差をつけ、時間も残り4分、ワラビーズ逃げ切るか?と考えられました。

後半79分 オールブラックス;12番 Malakai Fekitoa トライ // 27-28
コンバージョンキックを22番 Colin Sladeが決めて 29-28