クライストチャーチの復興状況11’8月

先日クライストチャーチに立ち寄り町の中などを見てきました。ご存知のようにクライストチャーチは度重なる大地震により町が崩壊してしまったのですが、その復興作業はやっと始まったばかりといった感じです。町の中心地の大部分に立ち入り禁止地区が設けられ、それが今だ縮小されること無く、やっとその中の被害建造物の取り壊し作業が始まったばかりです。この取り壊しが必要な建物はホテルグランドチャンセラーをはじめ立ち入り禁止地区内の大部分になるそうで、また新たに町が復活するには2-3年はかかりそうです。

(クライストチャーチの立ち入り禁止地区前から大聖堂が建っていた方角を望む。今は大聖堂の尖塔がすっかり崩壊してしまい見る影もない状況です。立ち入り禁止地区内では取り壊し作業が始められています。左手前のビル=リッジズホテルも再開が出来るかどうか自体もまだ分からず再開できるとしても2012年後半になるらしい。11’8/9現在)

(地震前はこのようにトラムが走り、大聖堂の姿も見晴らせました。)

ここでニュージーランド旅行において日本の旅行者に人気のあったクライストチャーチの観光施設の現状を簡単にお伝えします。詳しくは頻繁にアップデイトされるカンタベリー観光局のサイトを見てもらえば良いのですが、はっきり言って今の状況ではクライストチャーチはやはり訪れて観光が楽しめる町では全くありません。

クライストチャーチのホテル

今クライストチャーチで泊まれるホテルは町の中心地から離れたところに限ります。またその数はやはり少なくなっています。もともと今の立ち入り禁止地区内にほとんどのホテルが集中していた為どのホテルもビル自体取り壊しになるか再開の見込みも立てることが出来ない状況です。

町の中心に近くて営業を再開させているホテルとしてはTheGeorge、とハグレーパークの外側にあってi-siteと日本領事館が臨時にオフイスを構えるシャトー・オン・ザ・パーク。そしてモーテルが建ち並ぶPapanui通り沿いにハートランドホテル・コッツウォルド、パビリオン・ホテルがあります。そしてもちろんクライストチャーチ空港近くのホテルは通常通り営業されています。

また日本人観光客も多く利用するモーテルとしてはコロンボストリート北側に並ぶセンター・ポイント・オン・ザ・コロンボシティ・センター・モーテルコロンボ・イン・ザ・シティーなどは営業されておりこれらが町の中心に一番近いモーテルかもしれません。しかしこのモーテルしろ上記のホテルにしろ直ぐ近くは立ち入り禁止地区になり、また周辺にはスーパーマーケットやレストランがありません。そしてこれらのホテル、モーテルは空港近郊も含めて今復興作業を行う工事関係者などがたくさん泊まっている為予約を取るのが難しい状況でもあります。

(コロンボストリート北側に建ち並ぶモ-テルは営業されています。けれどこの先直ぐ南側が立ち入り禁止地区になります。)

クライストチャーチのレストラン、ス-パーマーケット、お土産屋さん

クライストチャーチにもし宿泊される場合は食事はそのホテル内にあるレストランで取ることを勧めます。はっきり言って今の状況ではクライストチャーチで食事を取ることは難しいです。日本のガイドブックに載っているレストランはほとんど営業はされていないと思って良いでしょう。町に近くて日本の観光客にも人気の高いレストラン=TiffanysCook ’n’ with Gasぐらいが営業を再開させています。また町の中のショッピングセンターとしてSouthCityがありますが、ここのニューワールドなどスーパーなどは営業再開されています。またもう少し町から南側に離れるとパッキンセイブというPM11:00まで営業しているスーパーマーケットが開いています。けれどこのスーパーなどは上記のシャトー・オン・ザ・パークやセンター・ポイント・オン・ザ・コロンボなどから簡単に歩いていける距離ではありません。途中に立ち入り禁止地区があるため通常よりかなり迂回する必要があります。またコンビニなどは日本と違い町の中心にしかなかったものなのでホテルやモーテル周辺にはないと思ったほうが良いでしょう。そして町の中にあったお土産物屋さんはもちろん再開の目処が立たないかOKギフトなどはビル自体が取り壊しになることからクライストチャーチでは再開しないことが決まっているそうです。

クライストチャーチ中心で徒歩観光できる場所

クライストチャーチに宿泊して今歩いて訪れることが出来る観光的場所、アクティビティーはハグレーパークぐらいと言って良いでしょう。この公園に沿って流れるエイボン川で行われるパンティングはすでに4月から営業を再開させています。けれど歴史的建造物がほとんど崩壊か取り壊しになるため立ち入り禁止地区から外れているにもかかわらずアートセンターやモナベイルなどの日本人観光客が必ず訪れていた場所も見学は出来ません。

(クライストチャーチ中心地から離れてるけど取り壊し作業が行われているアートセンターも立ち入り禁止。8/9現在)