ミルフォードサウンドオーバーナイトクルーズがいまならお得

 今週はニュージーランドどこも大荒れの天気が続いていて雷雨、強風、竜巻までも観測されたりしていますが、海洋性のあっという間に通り過ぎてしまう前線がもたらす天気なので一日の中でころころと空模様が変わっています。ここクイーンズタウンも今朝は雷を伴う大雨だったのが夕方にはすっかり晴れ上がりました。最近あまり積雪がなかったスキー場にも新雪が積もったようです。

 そして冬でも観光バスが出ているミルフォードサウンドへの道のりがこの3日間山の上に積もった雪が雪崩落ちてくる心配があることから閉鎖になっています。こういった雪崩の危険性が理由で道路が閉鎖されることはこれから9月ぐらいまでにかけて月に何度か出てきます。そんな場合はクイーンズタウンから出発していく観光ツアーのバスは取りやめになったり、他の場所へ出向くことになったりします。

 こういう雪崩が起こりそうな道路である氷河が削り通った渓谷の谷間を抜けて向かうミルフォードサウンドはやはり見に行くだけの価値のあるところですが、10月までのオフシーズンはさすがに観光客などが減ります。11月ぐらいから一気にたくさんの観光客がやってくるようになりますが、それまではミルフォードサウンドでのクルーズを行う観光船も本数が減らされたり、催行をしていなかったりします。

 このオフシーズンにこそお勧めのものとしてミルフォードサウンドのオーバーナイトクルーズがあります。シーズン中は非常に人気が高く予約がとりにくいことでも知られていますが、その料金もそれなりに高額です。それが10月までのシーズンオフの間には料金が割引されたり、予約が取りやすくなります。

 (RealJourney社のオーバーナイトクルーズで使われるMilfordMariner号)

 このオーバーナイトクルーズはミルフォードサウンドのクルーズを行う4社のうちRealJourney社のみ行っています。船の中で宿泊することになるのですが、ミルフォードサウンドで一般の観光客が宿泊できる唯一の方法でもあります。船の中で泊まるといっても船は風や波の入ってこない静かな入り江に停泊させることになるので船の中で泊まっていることなど感じられないほど揺れのない寝室で寝泊りできます。クルーズ中はカヤックや船外機付き小型ボートで小さな入り江内を見に出かけることが出来ます。また夕食、朝食ともたっぷりと出され、暖かいシャワーもしっかりと使えます。

 夜から朝にかけて船内の発電機が止められると周りの音は全く聞こえず静寂になることがあり、時折聞こえるのは鳥の鳴き声か滝の流れる音、さざなみの音ぐらいという大自然の中での一晩を海の上で体験できます。雨が多いことで知られるこのミルフォードサウンドですが、その雨の日でもこのオーバーナイトクルーズは十分その大自然を楽しめるはずです。
 
 (Mariner号の中のベッドルームの一つ)

 このオーバーナイトクルーズが10月の間はツインベッド利用の大人料金が$329です。11月以降はこれが$476に上がります。そしてこの10月まで2段ベッドを2つ入れた4人部屋設定もあって家族連れの人にも利用されやすいものになっています。すでにこちらが春休みに入る10月上旬はこの予約がすでに埋まっている日も出ていますが、10月中旬からはまだ空きがかなりあります。一泊一人300ドル以上は安くはないかもしれませんが、町などで泊まって食事をレストランなどでするより断然ましな過ごし方だと思います。このオーバーナイトクルーズはニュージーランドの人たちにも国内旅行では最も憧れの旅行先の一つにされています。
http://www.realjourneys.co.nz/Japanese/ja_OvernightCruises/
 (RealJourney社のオーバーナイトクルーズを紹介した日本語ページ