ルートバーントラックは5月上旬なら歩ける

ニュージーランドでもっとも知られる人気のトレッキングルートのミルフォードトラックとルートバーントラックも4月26日に夏のトレキングシーズンを今年も終えました。これから10月下旬までは冬のシーズンに入りどちらも雪で閉ざされるトラックになりますが、ルートバーントラックのほうは例年5月中旬ぐらいまでローカルのトレッカーが訪れるトラックとして密かに知られています。

 毎年10月下旬から4月下旬までのNZの夏のトレッキングシーズン中には日本を含めた海外からのトレッカーがミルフォードトラック、ルートバーントラックを連日歩いていますが、この4月下旬を過ぎた冬シーズンに入るととたんに海外からのトレッカーは姿を消してしまいます。この海外からのトレッカーで賑わう夏のシーズンを外してローカルのトレッカーの人たちはルートバーントラックにやってきます。

 ミルフォードトラックのほうはローカルの人たちでも冬のシーズン中はなかなか簡単には入っていけないところになります。ミルフォードトラックの入り口と出口に当たるグレイドハウスとサンドフライポイントというところはテアナウ湖とミルフォードサウンドの入り江をボートで渡らなければたどり着けないところで、このボートの運航が4月下旬でされなくなるため冬のシーズンはボートをチャーターしない限りは歩くことがほとんど不可能なところになります。これに対してルートバーントラックの出入り口に当たるルートバーンシェルターとディバイドまでは冬季でも車でたどり着くことは可能です。

 そして夏のシーズン中は宿泊する山小屋の事前予約が必要で、料金もNZ$50/一泊もしてローカルのトレッカーにとっては半年から一年前などに予約を考えなければならなくて、高価な宿泊料を払うことを考えるよりも予約の必要がなくなるため1週間前ぐらいでもこのトレッキング計画が立てることが可能で、山小屋の宿泊料も$15になる冬のシーズンを自然と選ぶようになります。

 さすがにルートバーントラックも途中標高1230mの峠を境に、ほとんどその道中は標高1000m前後の所を歩く為雪で閉ざされるトラックになるのですが、このトラックに雪が積もって歩けなくなるのは例年5月下旬からです。だから4月下旬に夏のシーズンが終わった直後の5月中旬ぐらいまではローカルのトレッカーがかなり訪れるところとなります。

(冬シーズンに入るとルートバーントラックの山小屋も水道は浄化した雨水を使用することになります。)

(夏のトレッキングシーズン中は水洗トイレだったのも冬仕様の簡易トイレに変えられ、トイレットペーパー持参となります。)

(山小屋のキッチンには夏にはガスコンロが設置されているのも冬場は使用できなくなり各自持参となりますが、荷物が極端にそれで重くなることは無いでしょう。)

(ミルフォードトラックもルートバーントラックも夏のシーズン中でも時には積雪があるところですが、どの山小屋にも薪ストーブがあり、その薪も夏の間に貯蔵されています。5月中旬ぐらいまでならこの貯蔵ざれた薪も尽きることは無いでしょう。)

(5月に入るとローカルのトレッカーがルートバーントラックを歩いています。5月4日には3-4組のカップルと20名の団体に出くわしました。)