NZ南島1月の原生林ではランの花が見られる

NZの原生林の森の中では多くのランの花も見られます。特にNZ南島ではこの1月に次々と違った種類のランの花が開花する時期でもあって森の中を歩くのもより一層楽しみが増える時期でもあります。クイーンズタウン周辺の原生林にランの花を探しに出かけてみたところたくさん見つけることができたのでここにその写真を紹介します。

1月6日にまず出かけたところはクイーンズタウンから1時間ほど車で行けるルートバーントラック。このルートバーントラックの最初の部分に45分ほどで周回してこれるNature Walkと名付けられた遊歩道があります。このNature Walkを歩いているだけでその道端に今の時期は様々なランの花が見つかります。この日に見つけたランはグリーンフード・オーキッド、ポテト・オーキッド、オッド・リーブド・オーキッド、そしてグリーン・フィンガー・オーキッドでした。また、この日はまだ開花していなかったのですがこの後にはスレンダー・フォレスト・オーキッドもこの森の中でかなりたくさん見られることになリます。

そして、クイーンズタウンから車で15分ほどにある自然保護地区(Mt Crichton Scenic Reserve)の森の中のトレッキングコース上ではサン・オーキッド、グリーンフード・オーキッド、そしてオニオン・オーキッドが見れました。特にこのサン・オーキッドとグリーンフード・オーキッドは日影となっている道端にはまだつぼみの状態でたくさん見られたので、この後1-2週間の間に陽が差し込むことが多くなると開花したオーキッドをたくさん見つけることができそうです。

グリーンフードオーキッド・ルートバーンネイチャーウォーク

(ルートバーントラックのネイチャーウォークで見られたグリーンフード・オーキッド;Greenfood Orchid。このランは苔むした森の中でたくさん見られますが、苔やシダが生い茂る地面のその緑色の中に埋もれていることが多いので見逃しやすいかもしれませんが一度見つけるとその花の形が特徴的なので見に入るようになっていくでしょう。)

ポテトオーキッド・ルートバーンネイチャーウォーク

(ポテト・オーキッド。時にブラック・オーキッドと呼ばれるように濃いブラウン色の花をつけることが多いけどこの黄緑色の花をつけることもあります。ルートバーントラックのネイチャーウォークでは特に赤ブナの森の中にニョキニョキといった感じで地面から50cmぐらいこのランが群生することなく一本だけ伸びているので、結構見つけやすいランでしょう。)

オッドリーブドオーキッド/ルートバーンネイチャーウォーク

(オッドリーブド・オーキッド;Odd Leaved Orchid。直径2cmほどの小さな花をつけるので、回りに違う白い花が咲いていると見間違って見落としやすいランです。けれどここに紹介しているランの中では最もランらしいかわいらしい花をつけます。)

グリーンフィンガーオーキッド/ルートバーンネイチャーウォーク

(グリーン・フィンガーズ・オーキッド;Green Fingers Orchid.このランはあまりルートバーントラック上では見かけることは無いけど降雨量の多い現生の森の中ではNZ全国で見つかるランです。)

スワンプサンオーキッド

(クイーンズタウンからほど近い自然保護地区にたくさん見つかるサン・オーキッド。このサン・オーキッドの中でもMt Crichton Loop Track上に見られるのはスワンプ・サン・オーキッド;Swamp Sun Orchid.他のサン・オーキッドより花びらなどが細め、下の花びら(唇弁)だけが広がっている)

スワンプサンオーキッド/クイーンズタウン近郊

(サン・オーキッドはこのように多くは紫の花を咲かせます。しかし太陽の日をサンサンと浴びないと花を開かさないのでこの名前がついています。)

オニオンオーキッド/クイーンズタウン近郊

(オニオン・オーキッド;Onion Orchid.この写真のオニオンオーキッドは花びらをまだ閉ざしています。背丈が10cmぐらいで、開けた草地に咲いているので、これも見落としやすいランです。)