ダニーデン,オタゴ半島でアルバトロスの写真が撮れた。

ダニーデンの町から車で1時間弱のオタゴ半島はNZの野生動物が間近かに日中から夜に見かけても見られるところで知られますが、そこでアホウドリの滑空している姿の写真を撮ることができました。

大きな町のすぐ近くでありながら野生動物、特にNZにしかいないような鳥や海洋動物が直ぐ近くに見ることができるオタゴ半島に3月15日の日中に訪れた際の様子をレポートします。

イエローアイド・ペンギン/Yellow-eyed Penguin

実はこのイエローアイド・ペンギンはオタゴ半島では数が最近減ってきているようです。ガイドツアーを行っていることで知られるペンギン・プレイスでも2年前ぐらいから日中のツアーに参加したら巣箱などにいるイエローアイドペンギンが見れるのは以前よりは少なくなってます。

この減少の理由には海水の上昇や沖合漁業の影響が言われていますが、一つには観光客が増えたこともペンギンの巣作りや子育て、また日常の陸地の巣へと沖合から上がってくる際に浜にいる見学者を警戒するなどのストレスから数が減ってきているとも言われています。オタゴ半島を含めたNZ南島のOamaru以南の太平洋沿い沿岸には2012年には520羽ほどの数が確認されたのも、2017年には246羽まで減っています。(オタゴ半島だけでは90羽ほどらしい。)このままでは2060年までにはNZ本土ではこのイエローペンギンは見られなくなるだろうと言われています。

オタゴ半島の太平洋側の海岸にもいくつか一般の人が歩いて入っていけるビーチなどがあるのですが、今ではそんなビーチでもイエローアイドぺンギンを見ることはできないでしょう。どうしてもその姿を見たいならやっぱりしっかり保護地域を設定しているペンギンプレイスのツアー、特に夕方の時間帯の海から上がってきそうな時間帯のツアーに参加したほうが良いでしょう。

Sandfly Bayの砂浜でみつけたイエローアイドペンギンの足跡。

ニュージーランド・ファーシール/NZ Fur Seal

NZファーシールと呼ばれるオットセイは南島の海岸線では大体どこでも見つけることができるでしょう。オタゴ半島の沿岸やビーチでも日中はお昼寝をしているところを見かけることがあるでしょう。

オタゴ半島の先端;タイロアヘッドのブルーペンギンコロニーの海岸には日中は何匹かのNZファーシールがお昼寝をしています。

前述のイエローアイド・ペンギンの足跡が見られたSandfly Bayの海岸。ここにもNZオットセイが何匹かお昼寝をしていました。ここは今はイエローアイドペンギンを見に来るよりSea Lion ;NZアシカを、特に12月から2月ぐらいにかけては出産シーズンなので親の大きなアシカがオス、メスともに見れる所になるでしょう。

ここはトリップアドバイザーなどの口コミからキャンピングカーやレンタカーでたくさんの人が訪れるようになってますが、野生動物が見れなくても訪れるべきビーチです。とても素晴らしいサンディービーチです。

ロイヤル・アルバトロス(アホウドリ)/Royal Albatross

オタゴ半島が有名になったのはこのアホウドリの巣が町のすぐ近くの半島にあることからですが、今でもその保護のためにオタゴ半島の先端にロイヤル・アルバトロス・センターがあります。その大きな鳥の巣や姿を見るにはセンターが行うガイドツアーに参加したら建物の中から様子をうかがうことができるのですが、やはり両翼を広げたら3m程となる海鳥では最大の鳥が飛んでいるところを見れればラッキーでしょう。

オタゴ半島に行く日が風が強い日であればこのアルバトロスの姿を見れるかもしれません。あまりに大きな翼をもっているため羽ばたいて飛び上がるより強い風を利用して舞い上がることが多く、そのためもあって巣は断崖絶壁の上の風当たりが良いところにあったりするわけで、風が強い日は半島の先端上空を滑空している姿を確認できるでしょう。

風が強い日はアルバトロス以外のカモメなどの海鳥も飛び交ってるけど、やはり翼を広げた姿が最も大きい、そしてグライダーのように羽ばたくことなく滑空しているのがアルバトロスと思ったらいいでしょう。この日も周りの人はそれがアルバトロスと気づいていない人ばかりでした。

アルバトロスの滑空している姿を見ればロイヤルの名がつけられていることも納得できるでしょう。優雅なグライディングはとても格好いいものにも思えました。次回機会あればビデオで撮ってみたい鳥です。

オタゴ半島へのレンタカー観光にNZブリーズのダニーデンページを

ロイヤル・アルバトロス・センターやペンギンプレイス、そしてサンドフライ・ベイの場所までも分かるマップと共にダニーデンへの個人旅行&レンタカー観光に役立つNZブリーズのページです。

NZブリーズツアープランにペンギンを見るツアー追加。

NZへ個人旅行でやってくる方に向けてNZ南島を専用車で周遊するツアーを行っているNZブリーズではダニーデンを含めたツアープランを2コース追加しました。

9月から11月出発限定の2コースはNZのペンギンを見ることができる場所であるダニーデンとミルフォードサウンドを含めたコースです。NZブリーズのツアープランページに詳細を公開して、メールでの問い合わせ、予約を受け付けています。

ダニーデン、ミルフォードサウンド訪問を含めた2コースを追加したNZブリーズツアープランの詳細、受付け先が分かるページ

DUD1コース;クイーンズタウン着発ペンギン街道周回6日間プラン
ツアー概要;クイーンズタウン到着から始まり6日間かけて南島の人気観光スポットを巡りながら、ダニーデンも訪れブルーペンギン観覧ツアーも含まれるツアープラン。
日程;
1日目 クイーンズタウン空港到着後専用車にてテアナウへ向かい。初日はテアナウ泊。
2日目 テアナウ発着でミルフォードサウンド一日大型乗合観光バスツアーに参加。テアナウ泊。
3日目 テアナウからダニーデンへと専用車で移動し、夜にブルーペンギンツアーを日本語ガイドと共に参加。ダニーデン泊
4日目 ダニーデンからテカポへと専用車にて移動。途中にはモエラキボールダーズの見学も含みます。テカポ泊
5日目 テカポを朝出発。マウントクックに午前中到着。ご希望の出発時間まで自由行動。PMマウントクック出発、クイーンズタウンのホテルまで移動,クイーンズタウン泊
6日目 クイーンズタウンホテルからクイーンズタウン空港に送迎。

料金;NZ$2100/お一人(2名~4名での参加の料金)

DUD2コース;クライストチャーチ着ダニーデン発ペンギン街道5日間プラン
ツアー概要;クライストチャーチから始まり、テカポ,マウントクック,ミルフォードサウンドなどを巡りながらダニーデンでのブルーペンギンツアーにも訪れる充実の5日間プラン。
日程;
1日目 クライストチャーチ空港又はホテルから専用車にてテカポへ観光送迎。テカポ泊
2日目 テカポを朝出発。マウントクックに午前中到着。ご希望の出発時間まで自由行動。PMマウントクック出発、クイーンズタウンのホテルまで移動,クイーンズタウン泊
3日目 クイーンズタウン発着でミルフォードサウンド一日大型乗合観光バスツアーに参加。クイーンズタウン泊
4日目 クイーンズタウンからダニーデンへと専用車で移動。夜にブルーペンギンツアーを日本語ガイドと共に参加。ダニーデン泊
5日目 ダニーデンホテルからダニーデン空港へと送迎。

料金;NZ2250/お一人(2名~4名での参加の料金)

ダニーデンのオタゴ半島で行われているブルーペンギン観覧ツアーに参加できる周遊ツアーコースを2つ、NZブリーズツアープランに追加しました。

ミルフォードサウンドには7月から11月ぐらいまでフィヨルドランド・クレステッド・ペンギンが産卵&子育てのために戻ってきます。NZの中では一般の観光客がこのフィヨルドランド・クレステッド・ペンギンの野生の姿を見るチャンスのある唯一の場所であるミルフォードサウンドでは遊覧クルーズの船の上から見付けることになります。写真は16年の11月21日にシーニッククルーズの船上から捉えたものです。

 

ダニーデンのオタゴ半島でブルーペンギン観覧,そして撮影

NZで野生のブルーペンギンが見られるツアーを行う場所としてオアマルに次、最近どんどん知られるようになってきているところがダニーデン郊外のオタゴ半島です。そのツアーに参加してきました。そしてここではカメラ撮影も可能なのでそれを紹介します。
ダニーデンから車で1時間弱ほどのオタゴ半島先端のロイヤル・アルバトロス・センターがこのブルーペンギン観覧ツアーを数年前から主催しています。まだあまり世間には知られていないと思うのですが、ここのツアーはとてもお勧めです。今後より一層観光客が増えたら残念に思うほど静かな観光スポットにしておきたいぐらいのところです。

何といってもここではカメラ撮影が許されているのです。もちろんフラッシュ撮影はダメですが、見学デッキではカメラ撮影にも十分耐えうる照明が施されています。この照明の光は驚くほど明るいので、本当にペンギンには影響ないのかと逆に心配するぐらいですが、今のコンパクトデジカメには十分フラッシュなくてもしっかりその姿を捕えることができるでしょう。これを知っていてか?この日の参加者のほとんどは立派な一眼レフのカメラ持参者ばかりでした。

また、ツアー開始前に注意点としてフラッシュ撮影禁止はもちろんですが、オートフォーカスもやめてくれということを言われます。恐らくフォーカス照準の赤外線ランプがダメなのでしょう。だからマニュアルフォーカスでカメラを撮ることになります。私はこのマニュアルフォーカスに慣れていなかったのでたくさんの写真がピンボケになってました。参加者にはこのフラッシュ禁止やマニュアルフォーカスへの設定ができない人も多いようなので、ガイドは細かく説明もしてくれました。但し英語での説明なので事前に持参するカメラのチェックをしていたほうが良いでしょう。

またカメラ撮影よりビデオ撮影の方がいいでしょう、という説明もされたので私もカメラのビデオ機能でビデオを撮ってみました。やはりこちらの方がペンギンの動きも分かるのでより一層楽しめました。だから手持ちのスマホでもこのビデオ撮影ができるのでスマホのカメラ機能にフラッシュ禁止ができない機種ならこのビデオ撮影を試されたほうがいいでしょう。

この前日にオアマルのブルーペンギンコロニーでツアーに参加しているので、このカメラ撮影ができることでもこちらの方が断然お勧めになるのですが、もう一つとしてこの日の参加者はインド系の小グループが1組だけの総勢20人ぐらいのツアーになって、中国人のツアーグループがいなかったことが幸いでした。おそらく最盛期にはここにもそのグループはやってきていると思うのですが、まだまだオアマルの方がツアーグループには利用され続けることになると思います。だから結構少人数でツアーが行われます。また観覧中での注意は静かにとか、柵から外には出ないようにとか注意されるぐらいでオアマルのツアーみたいに動き回るなとか、立ち上がるなとかやたら監視されることがありません。この日もカップルやグループの人たちは普通に会話や歓声をあげていたり、家族連れの子供たちなどは時間がたつと走り回ったり、ペンギンの鳴き声をまねて騒いだり、赤ちゃんがぐずついてもお構いなしでした。

けれどここにも少し難点があります。まずダニーデンから車で50分は最低掛かります。その道のりが細くて曲がりくねる道路。ツアーが終了後暗闇の中をこの道を車で走るのは疲れると思います。次に観覧デッキには100人は入れるとのことですが、オアマルのような観覧席は無く、立ち見になります。そして屋根はありません。悪天候によるツアーキャンセルも当日あり得るところなので、これはつらいものになるでしょう。またオアマルのツアーではペンギンが上がってきたら観覧席から立ち上がったり、前の方へと出ていくことは制止されるのですが、ここではそれは自由になっていて、やはりみんな柵の方に立ち並んで見ることになるでしょう。参加人数が少ないと後になってから場所を移動したりすることもできると思いますが、50人ぐらい以上の参加者がいる日には恐らく一旦柵側の場所を確保したら二度と移動はできない状態になると思います。

また、ここはやはりブルーぺンギンの為の巣箱設置が4年ほどしかたってないため、オアマルに比べてその数は少ないです。この5月16日でのブルーペンギンが戻ってきた数は51羽、前日は46羽ということで、5月15日のオアマルのツアーでは156羽確認されたのとは大きな違いがあります。ここでは夏の最盛期でさえ150~180羽ぐらいまで、オアマルの200羽以上がコンスタントに見られるのとは違いがあるでしょう。

ダニーデンに行ったらやっぱりオタゴ半島には行ってみてください。ブルーペンギンはこの夕暮れからしかツアーがありませんが、近くのペンギンプレイスではイエローアイド・ペンギン見学ツアーが日中でも行われています。

オタゴ半島ブルーペンギンツアー

(オタゴ半島の先端、ロイヤルアルバトロスセンターの下にブルーペンギンの巣箱が設置され、保護されているパイロットビーチがある。日中ここには自由に入ることができる。日没1時間前にゲートは閉ざされツアー参加者のみが入って行くことになる。)

ブルーペンギン観覧デッキ

(ブルーペンギン観覧ツアーが始まると参加者が立ち並ぶことになる観覧デッキ。この柵に沿ってみんなカメラを構えてブルーペンギンが戻ってくるのを待つことになるでしょう。ペンギンが戻ってきたら数匹はこのデッキの下に入って行き、デッキを通り過ぎて斜面を上って行くのもいます。)

ブルーペンギン観覧ツアー

(ツアーが始まって数分待つと沖合にペンギンの群れ(Raftと呼んでいる)がこちらへと向かってきているのが分かるでしょう。ガイドも教えてくれます。そして浜に上陸するとその集団のまま巣箱へと向かってくることになります。)

ブルーペンギン観覧ツアー

(集団で斜面を上ってくるのがパレードに見られると思いますが、オアマルと違って観覧デッキからでも十分近くに見ることができます。)

ブルーペンギン観覧ツアー

(照明が差すところはペンギンの動きも速い。どんどん動いていきます。)

ブルーペンギンビューイングツアー

(時には立ち止まって、どっちに行くかを調べているようなこともあり、そんな時にはピントも合わせやすいかもしれません。)

ブルーペンギン観覧ツアー

(巣箱は斜面にたくさん設置されていて照明の当たらないところからは多くのペンギンがつがいの確認のための鳴き声が聞こえることになるでしょう。またデッキの近くにも巣箱があってこのようにラッキーだったら巣箱に入らず周りを見回していたりするペンギンを見つけることができるかもしれません。この巣箱は本当にデッキから手を伸ばせば届くようなところにあったものです。)

オタゴ半島のブルーペンギンツアー、5月16日の様子。3回にわたってデッキの脇を通るブルーペンギンを撮って、つないだビデオです。