クイーンズタウン近郊のお勧め・人気ワイナリー

クイーンズタウン近郊には赤ワイン;ピノノアーの産地であるセントラル・オタゴ・ワイナリー地区が広がりますが、その中でクイーンズタウンからバスやワイナリーツアーで行ける人気のワイナリーを紹介します。NZに観光で訪れる人向け、又はワイン通の人向けにそれぞれかなり個人的意見を交えて紹介します。

まずNZの観光でやってきて、”ワイナリーも評判がいいらしいからちょっと訪れてみようかしら”,と思っている人向けにはアミスフィールドとギブストンバレーワインがお勧めです。

アミスフィールド/Amisfield Wine
ここはクイーンズタウンから最も近いワイナリーで、その併設されているビストロ・レストランとセラードアーが人気のワイナリーです。それまでにも人気があったのですが、2014年4月に英国のウィリアム王子&ケイト妃が訪れてからはその知名度がさらにアップしています。クイーンズタウンからはアロータウン行のConnectaバスに乗り継いで立ち寄ることもできるところです。
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(クイーンズタウンから車で15分ほど、アロータウンへ行く途中、レイクヘイズを見下ろす丘の斜面にあるアミスフィールドワイナリー。建物の外観もおしゃれ。)

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(セラードアーは対面式で、テイスティングは8種類ほどのリストの中から5種類ワインを選択出来る有料テイスティング($8、ワイン購入者にはこのティスティング費用は返金される。)

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(リストの中から好みのものを選べるけど、日本では飲むことの無かったワインも好みのワインタイプでお勧めのワインを順番に教えてもらいながらテイスティングが可能。2人で行けばリスト上のワインは全て飲み比べることができるでしょう。)

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(クイーンズタウン近郊のワイナリーレストランでは、ここが最もお勧め、人気メニューは”シェフにお任せ日替わりメニュー”。ワイナリーレストランとしては他のワイナリーレストランより本格的レストランサービスも受けられる。屋内の席と開放的な屋外での席も選択できる。)

ギブストンバレーワイン/Gibbston Valley Wines
ギブストンバレーの名前を観光地としても知らしめたと言っていいワイナリーがこのギブストンバレーワインでしょう。連日多くの観光客訪れています。そのワイナリツアーは盛況で、ワイン樽が居並ぶ熟成洞窟の中に入ってティスティングができます。クイーンズタウンからはこのワイナリーへと専用送迎バスが利用できるようにもなっています。(予約要)

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(ギブストンバレーワインのセラー・カウンター。最近は団体でこのワイナリーを訪れる観光客も多くて、人混みが多いことは人気があることだと思われる方にはぴったりのところです。日本の大手旅行会社のNZツアーにもここを訪れるのが含まれていることが多いため、ここのカウンターやスタッフは日本人やアジア系の人が訪れたら、”英会話は無理、ワインのことはあまり興味ないけどツアーに含まれているからやってきてる者たちだ、ワインはバブルやデザートワインの方を好む人たち又は値段が高いほうが良いワインだ”と、これまでの経験から知り尽くしている者ばかりなので他のワイナリーと違い声をかけられたりすることなく店内を見て回ることができます。)

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(ここのティスティングも有料。値段によって白、ピノノアー、そしてロゼ、バブルも含めての3種類のワインを選べるものから、シングル・ビンヤードのピノノアーも含めた4種類のピノノアーを選べたりするティスティングが可能です。対面式ではないので好き勝手にティスティングが楽しめます。)

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(ここのワイナリーレストランも人気がある。但し他のワイナリーレストランと違いブドウ畑などは見晴らすことができない。グループが入ることも多いので夏の観光シーズン中は事前予約が望ましい。)

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(あまりに観光化されたこのギブストンバレーワインは観光で訪れる日本からの旅行者にはいいでしょう。ワインに興味ない日本人でもここを訪れたら喜ばれれるのは、ここの敷地内にはNZチーズを食べ比べることができるチーザリーがあることです。)

以上の2つのワイナリーは有料ティスティングで観光的にも訪れても良いワイナリーとなるでしょう。英語が分からなくても、ましてワインを飲むことに関しての英単語などは全く分からない(せめてワイン通にも思われるような”フルボディー”とかの単語ぐらいは知っている程度=しかしNZではこんな表現はされることはない。)、そんな方でもリストに載っているワインを選択して飲めるので、セラードアーの人と会話をせずに済みます。そして両ワイナリーともに知名度もあって”美味しいピノノアーを人気のワイナリーで飲めた”というステイタスは十分持てるところでしょう。

ワインは普段でも飲むけど赤ワインはあまり飲まないとか、飲み慣れない方はこの2つのワイナリーではデザートワイン(Late Harvest)やバブルのワインもあります。特に日本からの女性にはこのタイプのワインの方が好まれているようなのでこの2つのワイナリーはその点でもいいでしょう。まして日本ではあまり売られていない白ワインでもリースリングやピノ・グリを飲み比べてもらうことも可能です。この地方ではこのリースリングとピノ・グリが白ワインでは特に人気がありますが、NZのワインは白のシャルドネ、又はソビニヨン・ブランとどっかで聞いてその固定意識がある人にはお土産にもこれらのワインは適さないかもしれません。

また、アミスフィールドもギブストンバレーワインもクイーンズタウンの町からバスを利用できるのは観光客にはありがたいところでしょう。けれどやはりクイーンズタウン近郊のギブストンバレーやもっと遠くなるけどクロムウェル周辺にはワイン通の人に是非訪れてほしいブティックワイナリーや気持ちのいいワイナリーレストランがまだまだあります。それらにはクイーンズタウンから乗合で、英語ガイドだけどワイナリー巡りを行うツアーが年中通して行われています。ここにそんなピノノアーワインを本当に飲み比べてみたい人、セラードアーの人といろいろとワインに関してのことをおしゃべりしながら楽しみたい人、バブルもいいけど本来の赤ワインの味、風味、色合いを飲み比べたい人、また商業的にも観光地化されたワイナリーでは無いところで値段にあったワインを作っているワイナリーを見つけたい方向けにクイーンズタウンから車で20分ほどのギブストンバレーにある2つのブティック・ワイナリーを紹介します。

ぺリグリン・ワイン/Peregrine Wines
ギブストンバレーの谷間の真ん中あたりの国道沿いにあるワイナリー。とってもおしゃれな感覚でティスティングが楽しめます。もちろんここのピノノアーは過去に世界最高のピノノアーを作り出した受賞歴(2009 Peregrine Pinot Noirs)もあリます。しかもその品質にあった値段のワインが購入できます。ギブストンバレーワイナリーから貸し自転車でやってくることも可能。

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(クイーンズタウンから車で20分ほどの国道沿いにぺリグリンのワイナリーはあります。ぺリグリンとはハヤブサのことですが、ここはNZ固有種であるNZファルコンがワイナリーのイメージ、ブランド名に使われています。)

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(ぺリグリンのティスティングルームは他のどのワイナリーよりオシャレです。対面式のティスティングが楽しめ、好みに合わせてティスティングしたいワインを選ぶか、お勧めのワインを順番に出してもらいながらティスティングもできます。ティスティング費用は無料。)

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(ワインの値段は品質にあった値段と言えるけど上記の2つのワイナリーよりは安い。良質のピノノアーを作っているけど、同じピノノアーでもブレンドの割合でブランドも分けていてPeregrineラベルは12年物でNZ$45、少し軽めとなるSaddlebackラベルの13年物でNZ$27とかなり良心的な値段が付けられています。また、ここの最高品質のピノノアーは販売されたらすぐに売り切れちゃうのですが、Pinnacleというラベルで2011年物を6月ぐらいには販売され始めることをこの日訪れた時に教えてもらいました。そのボトルだけは見せてもらいましたが、値段はNZ$150ぐらいになりそうだということです。)

チャード・ファーム/Chard Farm
クイーンズタウンから国道6号線を東に20分ぐらい車で走ると左手の山すそに見えてくるブドウ畑がチャードファームのワイナリー。ここに行くにはカワラウ川を見下ろす絶壁の、ガードレールの無い未舗装道路を通って行かなくて行けないワイナリーです。ギブストンバレーにあるワイナリーでは最も早く商業的にワイナリーを始めた老舗的なワイナリー。実はここのワインメーカー兼経営者とぺリグリンのワインメーカー兼経営者は兄弟です。けれどそのビンヤードは違うところにあり、土壌も違うため、そしてそのブレンドの仕方も違うためそのワインの味わいなどはかなり違います。その特徴がよく出るのがピノノアーでもあります。ここもぺリグリンと共にワイン通の方に訪れてほしいワイナリーです。

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(チャードファームのワイナリーも素敵な建物だと思います。その玄関口には有名なピノノアーの木で作られたローラ像が出迎えてくれます。)

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(チャードファームのティスティングルームに入る扉には入場者への注意書きが書かれています。羊や銃の持ち込みは禁止です。)

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(ここのティステイングも無料で、対面式。英語が分からなくても基本的には壁に掲げられているメニュー表の上から順番に出してくれます。けれどシングルビンヤードものは聞いてみなくては、そして在庫がなければ出されることはありません。ここも品質にあった値段のワインが購入できます。ここのピノノアーで熟成年数が長くて最高品質のブランド;mata-au Pinot Noir 2013年物でNZ$45です。またシングルビンヤード産では$74となっています。ちなみにここのマグナムはNZでは今や珍しいものになりつつある天然コルクがキャップとして使われています。)

 

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