クイーンズタウンの秘密のトレイル;クイーンズ・ドライブ

クイーンズタウンの隠れたトレッキングルートであるクイーンズ・ドライブを歩いてきました。リマーカブル山脈の切り立った山肌の麓を歩きぬくトレイルですが、一般的には地図にも載ってなく、知られていないルートです。地元のアドベンチャー好きトレッカーには密かに知られている一日トレッキングルートです。

クイーンズドライブはリマーカブル山脈の西側(クイーンズタウン、ワカティプ湖側)の斜面を横切るうルートですが、前半の道のりは切り立った斜面に細かい瓦礫が積もる中を横切るような道のりで、見下ろすと2000mの斜面を一気に転げ落ちていきそうな感覚がずーっと続くトレイルなので、雪の解ける真夏(2月ぐらい)の時期で風(西風、南風)が無い日にしか歩けないような道のりです。後半は大きな岩が積もった谷間を歩いてきますが、ここも岩の上を常に歩くため気軽にはなかなか歩けないところが1時間は続きます。この区間は道標も無い所となる為ルートファインディングの経験が必要な道のりになるでしょう。以上のようなことから一般的にはお勧めできないトラックです。途中に絶景も拝めますが、この絶景ならリマーカブル・スキー場のシャドウベイスンリフト降り場の正面の岩肌を15分ぐらいだけ登ったら見晴らせる景色にも近いものです。

リマーカブルスキー場駐車場

(クイーンズ・ドライブはリマーカブル・スキー場の駐車場が出発点で帰着点となる周回コース。約12km、これを私は5時間半ほどかけて周回してきました。)

リマーカブルスキー場シャドウ・ベイスンリフト降り場

(スキー場の駐車場が標高1600mほどで、スキー場のゲレンデの道のりをシャドウ・ベイスンリフト上部まで冬にはスロープになる砂利道を歩いて行けます。このリフト降り場が大体1935mの標高でこの区間を上ってくるのがこの日の最大の高低差のある登りとなります)

クイーンズ・ドライブルート入口

(このクイーンズ・ドライブは地図にも載っていないルートなので、その入り口となるところが分かりにくいでしょう。シャドウ・ベイスン・リフト降り場の正面の岩肌を電波塔がある見晴らし台まで登っていけるトラックはすぐに分かると思いますが、その途中から山肌の裏側へと向かう細い砂利道があります。)

クイーンズ・ドライブ入口

(このルートを歩こうと考えている人はまず、この入口から始まる崖っぷちの小道を見て行けるかどうか判断してください。この後は恐らく引き返すことの方が困難に思える道が続くことになります。写真では日影になっている岩壁の下にその岩壁に沿うようなトラックがあるのが分かると思います。)

クイーンズ・ドライブルート

(崖っぷちの小道を歩き始めたらずーと西側は絶景が眼下に広がります。但し前方の足元に集中して歩くことになると思うので、あまりこの眼下を見ることはできないかもしれません。)

クイーンズ・ドライブルート

(入口から実際1.2kmほどがこの崖っぷちの、瓦礫の小道が続く区間です。何度か峰を超えていきますが、峰と峰の間をこの写真のような斜面を横切ることになります。その斜面にもトラックがあるのが分かるはずです。そのトラックのところは崩れやすい瓦礫が払われて土が露出しているので、その土の上を歩いていけばかなりグリップがあって谷底に滑って行くようなことは無いでしょう。ただその道のりが斜めになっているところが大半ですが、所々かなり細かったり、上り下りがきつい部分も出て来るので立ち止まることができず常に前進し続けることになるでしょう。)

クイーンズ・ドライブルート ボウルダーズフィールド

(クイーンズドライブの入り口から1時間弱で大きな岩が積もった谷間に出てこれます。ここでは安心して絶景を見晴らせるでしょう。私は写真の右奥の小山に登って絶景を見晴らしながらランチとしました。)

クイーンズ・ドライブルート絶景

(大きな岩が積もり広がる山裾にはところどころ平らなところもあって、ここには遊覧飛行やこのクイーンズドライブを歩く人用のヘリコプターが着陸することもあります。写真はそのランディングスポットからクイーンズタウン、ワカティプ湖を見晴らした景観です。)

クイーンズ・ドライブルート ボウルダーズフィールド

(崖っぷちの小道が終わった後は大きな岩が積もった谷間を歩くことになり、この区間はさすがに道跡が残るようなところでもなく、道標は無い所を山肌に沿うようにその麓を歩いていくようになります。大きな岩の上を歩くので時には浮石もあるし、とがった岩の上を飛び移るように歩くことにもなり、気軽に歩けるところではありません。)

野生のシャモア

(この岩ばかり広がる谷間に野生のシカ(たぶんシャモア?)を見かけました。この辺りはハンティングも行われる場所です。)

マウンテンデイジー

(岩場、瓦礫場が続く道のりも時折高山植物が花を咲かせています。写真のマウンテンデイジーなどは咲き乱れているところもありました。)

ワイクリークバレー

(リマーカブルの山肌に沿うようにその山すそを反時計回りに歩いてくると最後はWyeクリークという小川が流れる谷を登ってきて、ワイサドルという峠を超えていきます。この谷間には夏でも解けない雪渓が残っていて、この谷間を上ってくるときはこの雪渓の上を歩いてくる方が瓦礫の斜面を歩くより断然楽になります。)

レイクアルタ

(ワイ・サドルを超えたところからは多くの人が歩いた小道が出てくるのでそこをきれいなレイクアルタまで降りていき、そのあとはリマーカブルスキー場の中へと入ってスロープになる道を駐車場まで降りてくることになります。)

サウスアイランドエーデルワイス

(駐車場からレイクアルタまでは一般的なトレッキングルートで多くの人が歩いていますが、この道のり途中の岩肌にはサウスアイランドエーデルワイスが群生して咲いているのを見つけました。)

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(クイーンズタウンのリマーカブル山脈山肌にあるトレッキングルート;クイーンズ・ドライブのGPSマップと高低差マップ)